ついにアルツハイマー病の根本治療薬が出る(かもしれない)!

ミスター

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介護福祉士・社会福祉士・保育士 実習生受け入れ 兵庫・尼崎・日生中央・姫路

皆さまこんにちは、ミスターです。

新型コロナウイルスの状況やワクチン接種についてのニュースが飛び交う中、つい先日とても気になるニュースがありました。

「アルツハイマー病新薬、米FDAが承認 日米企業が共同開発」

介護業界で働く身としては聞き捨てならないニュースだったので簡単にまとめてみました。

認知症とは

「認知症」とは脳のはたらきの低下が原因で起こる症状によって日常生活に支障が出ている状態の事です。

認知症といってもその原因は「アルツハイマー型」や「レビー小体型」「脳血管性」など複数の種類がありますが認知症の方の約7割ほどが「アルツハイマー型」と言われています。

アルツハイマー病とは

上で述べた通り、認知症の原因として最も多いと言われている「アルツハイマー病」は脳の記憶を司る部位「海馬」が委縮していく病気で(入社当時に初任者研修で教わったこの海馬が委縮していく話は今でも明確に覚えています)物忘れ程度から始まり、新しいことが記憶できないといった状態である「記憶障害」や「判断能力の低下」「見当識障害」に加えて精神的・心理的な障害も起こります。

具体的な例を挙げると以下のような症状になります。

・ついさっきご飯を食べたのに覚えていない(記憶)

・料理の手順がわからなくなる(判断能力)

・日付や時間の感覚がわからない、季節にあった服装を選べない(見当識)

・徘徊(精神)

いままでのアルツハイマー病の薬

これまでいくつかの治療薬が開発され日本でも承認されてきましたが、どれも根本的な治療になるものではなく、脳の残存機能を活性化させることで能力を保ち、進行を遅らせるといったものであったり、服用することで活気がでる、精神的に安定したりとQOLの向上にもつながる効果が期待できるようなものでした。

10年以上前になりますが、私の祖母も服用していたことを覚えていますが、祖母の場合は目に見えてわかるような効果は無かったように思います。

新たにアメリカで承認された新薬

今回、米食品医薬品局(FDA)が承認したのはアルツハイマー病の新薬として承認されるのは実に20年振りで、既存の薬と何が違うのかという所が一番気になる点ですが

最も大きな違いはアルツハイマー病の根本的な原因に作用するという点です

アルツハイマー病の原因として最も有力なのは「アミロイドβ」というたんぱく質が脳内に蓄積されることによって、脳細胞を侵食する為と言われています。

この「アミロイドβ」は正常な人にも存在しており蓄積と分解のバランスがとれている状態ですが、分解よりも蓄積のほうが多くなることで上記のように脳を侵食してしまうのですが今回の新薬はこの「アミロイドβ」に作用し減少させる効果があるとの事で、初めて根本原因に作用する薬が承認されたという事で注目されています。

しかしながら、やはりこの新薬もアルツハイマー病の改善ではなく進行を遅らせるという効果である事を大前提としている事と効果について疑問視する声も多数あり、状況によっては承認を取り消すとFDAが言っている点など効果についてはまだまだ信ぴょう性が不明な状況です。

最後に

疑問点や懸念点も多いですが、なにはともあれ新しい希望の光であることは間違いないと思います!

数年後数十年後には効果と費用が担保された治療薬が出回り、認知症に苦しむ人がいなくなっているかも知れませんね!

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