介護マンガ「ヘルプマン!」を読んでみた

まるまる

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皆様こんにちは。
システムチームのまるです。

最近は1歳の娘と一緒に、NHK教育の「おかあさんといっしょ」をよく見るんですが、コロナ禍の影響で、スタジオから子供たちがいなくなってしまい、大変寂しくなりました。(おねえさん、おにいさん、ガラピコぷーのみんなで頑張っていますが)
関西圏での緊急事態宣言もようやく今日解除される見通しのようです。1日でも早くスタジオで子供たちが元気に歌ったり踊ったり出来るようになることを祈るばかりです。

かずおのブログでも紹介されていましたが、今月の歌「すすめ!すってんすっく!」は元気が出ていいですね。私的には「ミライクルクル」も明るくて好きな歌です。今「みんなのうた」で流れている「カイト」も本当にいい歌ですね。(作詞作曲が米津玄帥だと最近知りました、NHKはさらっと大物が出てくるので)娘も「カイト」が流れると遊びを中断してテレビを見ています。いい歌というのは、幼い子供でもわかるんでしょうね。

さて、本題ですが、あかねに入職するにあたって、介護のことを少しでも学ぼうと、数少ない介護マンガである「ヘルプマン!」を全巻読みました。その感想をご紹介したいと思います。(実はこれより前にも嫁に薦められて一度読み始めたことがあったんですが、中々ハードな内容で、途中で断念したことがあります)

「ヘルプマン!」の概要

「ヘルプマン!」は介護をテーマにした、くさか里樹さんの作品です。
主人公は猪突猛進型の恩田百太郎と、その幼馴染である神崎仁で、様々な介護上の問題に直面することになります。この二人(特に神崎)ですが、施設介護士、ヘルパー、ケアマネ、社会福祉士など様々な立場で登場するので、介護に関する職種やその役割を理解するのに非常に役立ちました。

全27巻で、巻ごとのテーマは以下の通りです。

第1巻 介護保険制度編
第2巻 在宅介護編
第3巻 介護虐待編
第4巻 高齢者性問題編
第5~7巻 介護支援専門員編
第8巻 ケアギバー編
第9~10巻 介護福祉学生編
第11~12巻 認知症編
第13~15巻 介護職員待遇編
第16~17巻 セカンドライフ編
第18~20巻 成年後見制度編
第21巻 震災編
第22~24巻 介護起業編
第25巻 認知症予防編
第26~27巻 監査編

「ヘルプマン!」の感想

「ヘルプマン!」を読んで印象に残った巻の感想です。

第2巻 在宅介護編

認知症の義父を在宅で介護する女性(専業主婦)の話ですが、行動を予測できず、力も強いので制御できない、排泄も所かまわずの高齢者の面倒をみるのが「当然」のように思われてしまいがちな専業主婦の大変さを、多少なりとも思い知らされました。育児もそうだと聞きましたが、やはり一人で抱え込んでしまうことは本当につらいことだと思います。デイサービスやショートステイなどを利用するレスパイト(介護者が一時的に小休止すること)や、ケアマネやヘルパーが介護者の心の支えとなることの大切さを感じました。

第3巻 介護虐待編

自身の父親の介護のために実家に帰ってきた男性の話です。
介護虐待と言うと虐待する側に完全に非があると考えがちですが、虐待される側にもその要因があるケースであっても、高齢や認知の低下を理由に主張できないつらさを感じました。介護する側にも許容限界があり、何をされても我慢しなけばならない、ということでは絶対にないと思います。非常に難しいことですが、客観的な状況整理とそれに応じた対応が大切だと感じました。

第5~7巻 介護支援専門員編

神崎が介護支援専門員(ケアマネ)を取得して、居宅介護支援事業所で働き始める話です。
今では考えられないことですが、この漫画の連載当時が介護保険制度開始(2000年)から間もないということもあり、未成熟な制度下でのケアマネの大変さを痛感しました。希望を持ってケアマネとして働きだした神崎が、100件以上のケアプラン案件を抱えて休みもろくに取れず、担当の高齢者に対する扱いがぞんざいになっていき、そのこと自体を苦悩する様は、個人の力ではどうにもならない「制度」というものの重要性を考えさせられました。

第11~12巻 認知症編

認知症を発症する過程を、高齢者自身の視点で描いた話です。
自分が自分でなくなる、自分のしたことがわからなくなる、過去と現在の区別が出来なくなる、という感覚は正直恐怖を感じました。また、認知症を発症した高齢者の家族にも焦点を当てており、地域包括支援センターなど、認知症に対する自治体のサポート体制のありがたみを痛感しました。

第13巻~15巻 介護職員待遇編

百太郎が特養で働き始める話です。介護職員の待遇に焦点が当てられています。
今は以前と比べて大分改善されていると聞きますが、月収が14万円程度では生活はかなり厳しいと思います。百太郎の弟(自衛官)が婚約者を連れてきた時に、親から比較された百太郎の肩身の狭さは見ていてつらいものがありました。(百太郎は実家暮らし)
人手不足のなか毎日ハローワークに求人があったか確認に行く事務長の姿にも介護業界の厳しさを感じました。

第21巻 震災編

社会福祉士となった神崎が、地方講演の際に大規模震災に罹災する話です。
自分自身の命の危険が伴う状況で、「社会福祉」に携わる者として行動する神崎の姿には大変感動しましたが、この状況で仕事と自分の身の安全のどちらを取るかは究極の選択だと思いました。
また現在国が推進している「地域包括ケアシステム」のような地域全体で助け合う体制が、有事の際にも本当に大切だと感じました。

まとめ

以上、「ヘルプマン!」の感想でした。
私がこの漫画を読んで一番最初に頭に浮かんだのは、

「自分は介護職は無理だな・・・」

です。
ただ、今はシステム担当としての仕事をしながら介護現場にも補助的な役割ながら出ています。
そこで感じることは、

「大変なところも多いが、利用者さんに感謝してもらえるのは素直に嬉しい」

です。
介護職に興味がある方、あかねで一緒に働いてみませんか?

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