誓います!

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介護福祉士・社会福祉士・保育士 実習生受け入れ 兵庫・尼崎・日生中央・姫路
先日、私の祖母が
介護認定調査を受けました。
 
結果は「要支援2」
 
認定の基準も厳しくなっていると聞いていたので
内心、ホッとしています。
 
私の実家には
【祖母・母・高校生の妹】の3人暮らし。
 
母は体が弱いため、家のことは全て
 
78歳になる祖母に
まかせっきりです。
 
 
年々腰がひどく曲がり
少しの段差でつまづくことも多くなりました。
 
夕飯は、温めるだけですぐに食べられるものを
毎日配達してもらっていて
 
それ以外のちょっとした買い物は
近所のイオンへ出かけます。
 
買い物や病院など
移動手段は全てタクシー。
 
5年前の祖父の死をきっかけに
奈良へ引っ越してきたのですが
 
祖母は近くに友達もおらず、近所付き合いもありません。
 
生活費は、母の受給と祖母の年金などで
十分なぐらいなので
 
私はあまり関与せず、生活のやりくり全て
祖母に任せていました。
 
 
しかし、昨年の秋頃。
 
 
祖母から頻繁にかかってくる
「お金がない」の電話。
 
「なんで?」と聞いても理由を言わず
「・・ない」の一点張り。
 
最初はあまり深く考えず
お金を追加で送っていました。
 

 
しかし、私にかけてくる電話のペースが
だんだん早くなり
 
理由のわからない
「お金がない」を聞く度に
 
祖母に対する口調がキツくなり
苛立つ日が続きました。
 
 
ある時は「お金がなくなった」と警察へ届けたり
(もちろん泥棒が入った形跡はない)
 
「ない」のではなくて
使ったことをすぐ忘れるようになり
 
とうとう、お金を管理することが
難しくなりました。
 
また、妹の話によると
 
外出する時間が、以前はお昼だったのが
夕方から・・夜になり
 
ひどい時は22時に家を出て
深夜1時前に帰ってくることもあったそう。
 
 
一体、どこで何をしているのか。
 
 
「誰かにお金を渡しているんじゃないか」とか
 
「パチンコにでも行ってるんじゃないか」とか
 
その時頭に浮かんでいたことは
悪いことばかりでした。
 
 
その理由を突き止めたのが
昨年の暮れ。
私は、祖母がいつも利用している
タクシー会社に連絡し

事情を話して、過去の行き先を調べてもらいました。

しかし、そのほとんどが

いつもの「イオン」
 
時々市役所や病院・・
駅前のデパートへも行っていますが
 
夜遅く出て行った時もやっぱり
いつもの「イオン」
 
その日はイオンを出た後、そこから再びタクシーに乗り
 
自分の娘(母)と同じ年頃の店員さんに
親しくしてもらっているという
ラーメン屋さんで
長時間過ごしていた、と言いました。
(胃袋は強い祖母)
 
 
行き先は特に・・問題がない。
 
 
結局浪費の原因は
毎日のレシートを見て
唖然としました。
 
「イオン」へ行くたび1万円近くの買い物をし
(食品や衣料を大量買い、そして交通費)
 
そんなことを毎日毎日繰り返していれば
 
「お金がない」はずです。
 
 
私が実家に帰った時
「今日は行かなくてもいいんじゃない?」と
何気に言ったら
 
祖母は、泣きました。
 
 
友達もいない、近所付き合いもない場所で
 
祖母のストレス発散の場が
 
いつの間にか
「買い物」することだけに
向けられていた。
 
それを知った時、今まで気づけなかった自分が
本当に情けなかった。
 
 
それから週1回
少なくとも2週に1回は実家に帰り、
 
金銭面は私たちが細かく管理することで
 
以前のような電話は鳴らなくなりました。
 
むしろ今では、頻繁に帰るようになった私たちを
心待ちにしているようです。
 
しかしそれだけでは不十分・・
 
最初、もし認定が下りたら
「ヘルパー」を利用しようと思っていたのですが

これらの出来事より

祖母にもう1度“楽しみ”のある
生活をしてほしいと思い

歌やカラオケが大好きな祖母にぴったりの

 

デイサービスを、今探しているところです!

 
 
 
<スミマセン。前置きが長すぎました・・>
 
 
 
奈良の地域包括の方に
 
私たちの要望を満たすような施設を
紹介してもらいました。
 
「1度、見学へ行ってはどうですか?」
と言われたので
 
ホームページを見ました。
 
が、
 
全く良さが・・分からない。
(情報が読み取れない)
 
そこだけでは不安だったので
 
他にも自分で施設をピックアップしようと
検索を続けても
 
ホームページだけではどこも差がなく
 
結局は、人に勧められた所から
自分の目で見ていくしか・・
ないのでしょうか。
 
“サービスを受ける側が
自由に施設を選べるようになった”
 
と言っても
 
今の時代、パソコンから情報を収集したいと
思っている人からしたら
 
まだまだその点は不十分で
 
介護業界の遅れというものを
身をもって痛感しました。
 
 
と、なんだか偉そげに
言っていますが!
(スミマセン)
 
 
当社のホームページにも同じことが
言えまして(。-∀-)
 
昨年11月に、リニューアルして以来
 
「施設案内」のページが
施設ごとに詳しく作れておりません。。
 
今、この瞬間に「施設」を探している人が
いるかもしれないのに
 
後回しにしていたことを、
同じく身をもって反省しています。
 
 
この祖母の一件から気づかされたことを忘れないように
 
当社の施設の魅力が伝わるページを
今後、作成していきます!
 
誓います( ゚Д゚)ノ
 
 
(・・・のセリフついでに、お伝えさせていただくと)
 
実は明日から、挙式&新婚旅行のため
少しお休みをいただいています。
 
「行っといで!」と送り出して下さった
上司&仲間に感謝(´∀`)デス!!!
 

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    各施設のCM動画を作ってほしいです。
    見学に来られなくてもネット検索である程度雰囲気がわかるのがいいです。

  2. 半世紀 より:

    祖母が78歳ですか
    私は母が77歳です
    う~ん...
    年の差を感じてしまいました。
    家族が以前にはできていた事が出来なくなって行くのは、見ていてつらいですね
    私は父が高専賃に入居していたのですが、一人暮らしができなくなったのを理由に、遠回しな感じで 出ていかざるをえなかった経験があります。
    杣扇が ないときでした。
    あかねの高専賃 こんなに いたせりつくせりの施設 他にはないと思います。
    施設案内 素晴らしいのを作ってくださいね(プレッシャー)

    おばあさんに 早く良いデーサービスが見つかれば良いですね

    新婚旅行は どちらかしら?
     ゆっくり楽しんで英気を養って来てください(^_-)-☆

  3. 匿名 より:

    うちにも最近認知症状がゆっくりとではありますが確実に進んできている祖父母がいます。

    現在母が家のこと全般をする傍ら、祖父母と同居状態です

    私はこの離れた猪名川にて一人暮らし中です。

    祖父母の認知症状も気になりますが、一人で家を切り盛りしながら孤独感に襲われている母が、どうにかなってしまわないかと思うと。。

    母も一昨年に乳癌を発病し、右乳房を失いました。現在はリウマチの痛みに度々苦しめられているようです。

    それでも私が月に1~2回実家に帰った際には私に色々なお土産を持たせ励ましてくれます。
    実家を出るときに笑顔で手を振りながら見せる母の少し寂しげな顔を見ると毎回ながら涙をこらえるのに必死になります

    なんだか話が長く反れてしまいましたが、皆順番に老いは来るとはいえ、身内となると心苦しいものがありますね。。

    挙式は海外でしたよね??(*^^*)
    素敵なウェディングでありますように☆★
    またお話し聞かせてくださいね\(^o^)/

  4. 新人 より:

    >匿名さん

    各施設のCMの件!提案し、是非作ってもらいます
    (日曜企画でもアップしましょう)
    きっと取材に行くことになりますが、その際は皆様ご協力
    宜しくお願い致します。

    >半世紀さん
    できることなら、私も自分の家族を「杣扇」や「櫟」で
    過ごして欲しいと思っています。
    スタッフのことをよく知っているだけに、
    手前味噌になるかもしれませんが
    こんな高専賃、他には絶対ありません。
    家族が安心して預けたいと思う施設って
    なかなかナイんだなぁ、、ということを
    身をもって痛感しています。

  5. 新人 より:

    >匿名さん

    一緒に暮らしていないと余計心配ですよね。。
    分かります。

    私も一時期すごく悩み、そんなに気になるんなら実家で一緒んい住んで、定時で帰れる別の仕事をし、「家庭優先」で生活スタイルを変えればいいじゃないか。。と、自分に言い聞かせたことがあります。

    でも、無理でした。

    自分のやりたい仕事をもっと優先させたいという、欲求。
    実家に閉じこもって、祖母や母親の介護を素人のわたしが本当に出来るのか?という、不安。。

    どうすればいいかわからず、祖母に尋ねると
    「自分のやりたいことを1番に考えて
    生きていってくれたらそれでいい。」と。

    今、私はその言葉に甘えているだけかもしれません。。

    仕事でも、どんな場面においても言えることですが
    「困難なこと」にぶつかった時、
    たとえそれを乗り越える最善の方法や力なくたって

    「今自分の置かれている状況から、やれることは全て“全力”でやる!」

    それが私のモットー?というか、
    困った時に思いだす言葉です。

    結果がたとえ悪く出たとしても全力でやっていれば
    「反省」することはあっても「後悔」はしない。

    そう思えば、何を始めるにしても
    「結果」を怖がることはなくなりました。

    すみません、、私も話がそれました。w

    匿名さんも、仕事でいっぱいいっぱいになり
    忙しいことを理由に、自分が家族に対して
    何もしてあげれていないんじゃないか?と
    責めてしまうことが、今後あるかと思います。

    だけど、今自分の置かれている状況から
    やれること1つずつするだけで、その気持ちは
    絶対、お母様に伝わると思いますよ!!

    昔、上司に言われた言葉で
    「自分の子供のやりたいことを奪ってまで、自分の世話をしてほしいと思ってる親なんて、どこにもいないよ。」と言われた時から、

    必ずしも、傍にいることだけが親孝行じゃないんだ。と
    考えるようになりました。自分の仕事を全うし、結果をだしていくことも、きっと恩返しになりますよね。

    だから私は、自分の代わりにお世話をしてくれるスタッフを、絶対に欠かせない存在・介護という仕事は立派な職業だと思っています。皆さんに救われている家族は本当にたくさんいると思います。。!

    ちなみに、ウエディングは無事終わりました!雨が降ることもなく、チャペルからの景色は最高でしたが日焼けどめの塗りが甘く、ムラに焼けてしまったことだけが後悔です。。