【ノウハウの塊】レシピ動画のテクニックを盗みたい!

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こんにちは、クリエイティブチームのかずおです。

ここ最近、FacebookやLINEのタイムラインに「レシピ動画」がバンバン表示されてウンザリしてませんか?

だってついつい見てしまうし美味しそうだしお腹すくし……。

海外ではこういった、タイムライン上でついつい見てしまうコンテンツを「thumbstopper(親指を止めるヤツ)」と言ったりするようです。「スマートフォンでページをスクロールする親指の動きを止めるやつ」っていうことですね。

↓こちらの記事によると、今や2人に1人はレシピ動画を見たことがあると回答し、そのうち約 40%が週に1回以上動画を見ています。日本全体で考えるととんでもない影響力です!

Think with Google は、読者の皆さんのマーケティング活動の向上・発展に貢献できることを目的とし、日本と世界のデジタルテクノロジーを軸としたマーケティングに関するトレンドやデータ・リサーチ結果を掲載しています。 Google 独自のインサイトや視点も含まれていますので、ぜひ、ご参照ください。
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いろんなところから配信されるレシピ動画

KURASHIRUC CHANNELDELISH KITCHEN など、今やいろんなところから同じようなレシピ動画が配信されていますが、その中で個人的に一番好きなのは Tastmade Japan 。

【○クドナル○の味?!】サクサクとろとろベーコンポテトパイ
"Sizzle Creative Media" カルチャーを秒で体感する映像メディア。 TASTEMADEは独自の「Sizzle Creative」で“食”と“旅” を軸に、 ビューティ・ファッション・アート・ビジネスなどさまざまな現代カルチャーの魅力をとらえ、見る人の「シズる!」をつくりだす映像メディアです。

ここのレシピ動画が他と比べて良いと思う点は、映像の色味と動画のテンポ。

コントラスト高めで濃厚な色味はそのまま味をイメージさせますし、早送りにする部分や早送りの度合いがちょうど良いんですよね。お腹すきます……。

レシピ動画の元祖は?

単に「レシピ動画」っていうだけなら随分前から存在したと思いますが、早送り系クイックレシピ動画というと、私が調べた限りでは、2015年8月にニュース&エンタメサイト BuzzFeed が フードレシピ専門メディアとして立ち上げた Tasty が元祖っぽいです。

The official home of all things Tasty, the world’s largest food network. Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place!
Tasty Japan - 「いいね!」5,342,405件 · 61,841人が話題にしています - 「見て幸せ、作って楽しい」そんな”食”に関する動画をお届けする、Tasty日本版です! 広告出稿のお問い合わせ先:japan-ad@buzzfeed.com

Tastemade の方は本家が2013年、日本版の Tastmade Japan が2015年5月と、Tasty より先にスタートしていますが、現在のような早送り系クイックレシピ動画に限っていうと、Tasty が成功したスタイルに乗っかったんじゃないでしょうか。

レシピ動画のスゴいところ

Facebook等のタイムラインで動画の自動再生がスタートし、その仕組にガッチリでハマった形で爆発的に広まっているレシピ動画ですが、その動画自体にもノウハウ満載で、私たちもパクれくものならガンガンパクっていきたい!!ということで、具体的にどこがスゴいのか考えてみると……

  1. 音声なしでもわかる
  2. 最初の数秒で興味をひく
  3. 早送りをうまく使って短時間で見られる
  4. スマホでもしっかり見られる
  5. とにかく美味しそうな映像

というところでしょうか。

あと料理っていう特性上「食べたい欲求」と「つくりたい欲求」の両方にアプローチできるのも拡散力の強さにつながってるんだと思います。

1.音声なしでもわかる

タイムラインで自動再生といっても、それは映像だけで音声は再生されません。また、視聴者が音声を聞ける状況となるとかなり限定されてしまうので、「音声なしでもわかる」というのはそれだけで見てもらえるチャンスがグッと増えます。

2.最初の数秒で興味をひく

チラシやポスター等では「見てもらえる時間はほんの一瞬」だとよく言われるんですが、考えてみれば動画も同じこと。最初の数秒…欲を言えば1秒以内に興味をひく必要があります。

レシピ動画では料理の完成形が最初に一瞬見えますよね。それがなければ動画を見てもらえるチャンスは激減するはずです。

3.早送りをうまく使って短時間で見られる

最初の数秒で興味をひいたとしても、やっぱり動画を見てもらえる時間は限られています。レシピ動画では1分以内が目安となっているようですが、これはレシピに限ったことではないでしょう。

レシピ動画では、かき混ぜる工程とか、並べる工程とかを早送りで見せることで、テンポよく見ることができますね。

4.スマホでもしっかり見られる

シェアする行為はPCよりスマホ……というより、もはやインターネットへのアクセス自体がPCよりもスマホの方が多い時代。動画に入っている文字もスマホで見やすい大きさでないと意味がありません。

また料理の映し方を見てみても、かなりアップ気味であることが多いです。スマホで見た時に、より実物に近い大きさを感じられるんじゃないでしょうか。

5.とにかく美味しそう

料理の撮影ってめちゃくちゃ難しいんですが、ここらへんはさすがですね。トロっととろけるチーズやハチミツ。ジュージュー焼けるベーコン……「食欲をそそる」ってやっぱり強い!!

介護業界でこのノウハウを活かせるか!?

例えば介護の手順なんかをうまく編集してFacebookにアップしたら爆発的に拡散したりするんでしょうか。たとえばこんな風に……

ODADESS – 介護能力テスト・車椅子介助
ODADESS – 介護能力テスト・移乗介助
ODADESS – 介護能力テスト・食事介助

う~~ん、こりゃ違うな。

 

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