2015/3/31
【 緊急告知 】介護現場をもっと熱くする新介護資格が(社福)あかねから誕生!
急激に暖かくなり桜ももはや8分咲き。すっかり春ですね。 4月といえば入社式や花見ですが、4月いえば「健康診断」(;゚;⊖;゚;ガクガクそ...
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こんにちは、クリエイティブチームのかずおです。
突然ですが「レクリエーション介護士」っていう資格、知ってますか?
ひとことで言うと「高齢者の日常に“レクリエーションで笑顔と喜びを与えたい!”という人のための資格」といったところでしょうか。
このブログを読んでいただいてる方にとっては「何を今さら!?」って感じでしょうが、改めてレクリエーション介護士ってなんぞや?というところを掘り下げてみたいと思います。
レクリエーション介護士が誕生した背景には、これまでの介護現場の実情が深く関わっています。
多くの高齢者施設では慢性的な人手不足から、食事、入浴、排泄など「やらないとヤバい!」という日常生活介護が優先され、悪い言い方をすると「やらなくても死なない」=レクリエーションは後回しになっていました。
また介護士の中には、介護の知識はあってもレクリエーションの知識や経験が無く、「何をしたらいいの?」とか、「今までどおり○○と○○をすればいいんでしょ」と軽く考える人も多くいました。
そんな実情を経て、近年現場の介護士から「レクリエーションを学びたい」という声が高まってきたのです。
一方で介護施設の競争が高まるにつれ、施設の差別化や独自性を出すため、あるいは認知症予防の観点からもレクリエーションの重要性が注目されてきました。
これらが重なりあって誕生したのが「レクリエーション介護士」というわけですね。
ではそもそもレクリエーションとはなんでしょうか。
英語の「Recreation」から直訳すると「遊び」や「気晴らし」となりますが、介護におけるレクリエーションはそんな単純ではありません。
加齢によりADL(日常生活動作)や意欲が低下した高齢者は、生活上必要なことが自分でできにくくなるとともに、外出することもままならないなど、生きる上での「楽しみ」がどんどん失われていきます。
介護におけるレクリエーションには、この失われつつある「楽しみ」に代わり、新しい「生きがい」を創り出す役割、そして身体を動かすことによる機能回復や介護予防の効果で「楽しむことを持続させる」という役割も担っているのです。
それでは改めてレクリエーション介護士とはどんな資格かを見てみましょう。
レクリエーション介護士の資格を生み出した日本アクティブコミュニティ協会では「1分でわかる!レクリエーション介護士」と題した動画を公開しています。
このように、介護の現場でレクリエーションを行う際に必要な知識や技術はもちろん、レクリエーションを「企画する」という段階から学べる実践的な資格となっています。
また、レクリエーション介護士2級を取得した人は、フォローアップ研修(2016年開講予定)を受講後、1級にステップアップも可能。1級を取得すると、レクリエーションの現場を活性化したり、人材を育てられるリーダーとして活躍できるようになります。
レクリエーション介護士の資格はどんな人が取るべき資格でしょうか?
レクリエーション介護士2級の資格は、介護やレクリエーションの経験が無くても取得できます。つまり現在介護やレクリエーションとは関係ないお仕事をされている方の、介護業界への第一歩としての取得も考えられますね。
現在介護の仕事をしているけど、レクリエーションについて学びたい。今やっているレクリエーションでは不十分だと思うけど、どうしていいかわからない。といった不安をお持ちの方には特にピッタリです。これまでの経験との相乗効果で、きっと素敵な介護士になってくれるに違いありません!
また、他にも日本アクティブコミュニティ協会では「家族介護の方」や「ボランティアをしたい方」にもオススメしています。
せっかく苦労して取得した「レクリエーション介護士」の資格も、それを活かせる環境=職場でないと、宝の持ち腐れです。しっかりと資格を活かせる職場を選びたいですね。
レクリエーション介護士のモデルとなった男「カール織田」を擁する社会福祉法人あかねでは、彼が率いる「エンタメチーム(レクリエーションに特化した専門チーム)」の仲間として、施設ごとの「エンターテイメントスタッフ」を募集しています。
既にレクリエーション介護士2級を取得済みの方はもちろん、現在受講中で取得見込みの方や、まだ資格は持っていないけど取得に向けて頑張りたいという方でもOK!興味のある方はぜひ当社までご連絡ください。
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本文とは全く関係なく、本当にどうでもいい話ですが、「なんぞや」という言葉は方言などではなく、漢文の「何也」の訓読みであり、「なんだろう?」や「どうしてなのか?」という疑問の表現になります。
意味は知ってたけど、元は漢文だったんですね!