2015/3/30
薄毛で悩むカール織田が、新しい育毛剤に挑戦します!
どーも皆さん、こんにちは。 エンタメチームのカール織田です。 最近、皆様のクリックのおかげで ランキングが...
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皆様こんにちは。
システム担当のまるです。
突然ですが、皆さんは金曜ロードショーのOPと言えば、何を思い浮かべますか?
私は当然のように「夕日」だったのですが、嫁さんは「映写機おじさん」でした。
最近youtubeを見ているとなぜかおすすめに出てきた、初代OPのテーマ「FRIDAY NIGHT FANTASY」や、二代目テーマ「Cinema Nostalgia」(久石譲さんの曲だとその時知りました)を聞いていると、あまりの懐かしさに、VHSのビデオデッキがはじめて家に設置された時の嬉しさや、ビデオテープの巻き戻しを忘れて録画に失敗したこと、「ラピュタ」、「ナウシカ」、「ルパン(カリオストロ)」などの宮崎アニメを始めて見た時のワクワク感や、映画の最後(23:00)まで起きていることができず寝てしまい、後半の記憶があやふやだったことなどを思い出しました。
当時はベータマックスとの「ビデオ戦争」に勝ち抜いたVHSがデファクトスタンダードだったのですが、現在ではDVDやBDが主流となり、VHSは骨董品のような扱いになってしまいました。
アナログからデジタルへの転換は、これからもどんどん進んでいくのでしょうね。
さて本題ですが、経済産業省と東京証券取引所は、”デジタル時代を先導する企業”として、「株式会社小松製作所」と「トラスコ中山株式会社」を「DXグランプリ2020」に選定しました。
前回に続き、
今回は「トラスコ中山株式会社」のDX事例をご紹介したいと思います。
おさらいですが、「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション」の略で、意味は
「デジタル技術による業務やビジネスの変革」
となります。
トラスコ中山は工具や作業現場用器具などを扱う大手専門商社です。
「がんばれ!!日本のモノづくり」を企業メッセージとしており、社名の「トラスコ」とは、
「TRUST + COMPANY:信頼を生む企業」
という造語です。
「データの分析と活用を次のステージへの礎とする」というビジョンを掲げ、企業価値向上を目的にDXの推進を本格化させています。
基幹システム「パラダイス」の刷新、AI見積「即答名人」による見積の自動化、独自アプリ「T-Rate(トレイト)」による得意先とのリアルタイムコミュニケーション、業務連携サイト「PORALIO(ポラリオ)」による仕入先との業務連携の一元化、売れ筋商品の自動在庫化など、「自動化できる仕事は、システムですべて自動化」し、社内の業務改革と連動させることで、イノベーションを具現化していきました。
トラスコ中山が経営の最優先指標としているKPIは「在庫ヒット率」です。
これは「注文の何%を在庫から出荷し、即納できたか」を示す指標です。
「在庫は最小限に抑える」という考え方が一般的ですが、同社では必要な時にスピーディーに供給することを問屋の使命と捉え、約40万アイテムを在庫しています。
1品単位で販売実績動向をデジタル解析することで、トラスコ中山は在庫ヒット率91%を実現しています。
「MROストッカー」とは、リードタイム(発注から納品に至るまでの時間)「0(ゼロ)」を実現する調達サービスです。
顧客の購買履歴などのデータを分析し、先回りして工具の使用現場に隣接して設置された棚に商品を在庫化します。「置き薬(配置薬)」の仕組みを最新のIT技術と高度なデータ分析を利用することで実現しています。
「在庫ヒット率91%」を支える、最先端の物流機器を導入した物流センターを埼玉県に建設しました。
約40万アイテムに及ぶ在庫の高密度収納かつ高速入出荷を可能にし、高度なデータ分析・解析のもと「欠品しない」と「過剰在庫」という二律背反する課題を解決して「在庫の最適化」を実現しています。
「ロジスティクス ワンダーランド」を標榜する同社の集大成的な存在です。
出典 トラスコ中山株式会社
以上、「トラスコ中山」のDX事例でした。
以前ブログでお伝えした通り、
あかねでも業務改革やDXを推進するプロジェクトが現在進行しています。
次回はこの業務改革プロジェクト「ラーメン会議」の進捗状況について、ご紹介したいと思います。