あかんたれの小言

アバター画像戦略室

シェアする

介護福祉士・社会福祉士・保育士 実習生受け入れ 兵庫・尼崎・日生中央・姫路
【戦略室】スタッフ
つぶやきコーナー( ゚∀)ノ

今回書いてくれたのは、入社5ヶ月目の

営業担当「やす」。

彼は現在【尼崎】にある
デイサービスセンター「ロータス・オデオン」にて

現場に入らせていただきながら
【戦略室】としての仕事を奮闘中です。

タイトルの「あかんたれ」・・・とは

一体どういうことなのでしょうか⊂(´ω`★)?

 

ロータス・オデオンの現場に入るようになり、

ご利用者から頂く「ありがとう」の言葉は
他では味わえない
重みがあることを実感しています。
 
自分がお客の立場で聞く
「ありがとうございます」でもなく

前職(不動産営業)でお客様から言われた
「ありがとう」でもありません。

 
「ありがとう」だけでなく励ましの言葉など

人生の大先輩である
ご利用者の言葉には重みがあります。

 

しかし自分は

その気持ちに応えられる対応を
できているのだろうか?

バタバタと業務に追われると
きちんと会話すらできていません・・・。

 
 
先日、ロータス・オデオンのご利用者で

入院されていた方が亡くなられました。

私はお会いしたことがない方ですが

その時のショックは大きいものでした。

 
そして辛い経験を積み重ねてこられた現場の先輩方の
心の強さを感じました。
 
 
私は人の死を怖れてしまいます。
 

私は16年前父親を亡くしました。
死因は最近ニュースで取り上げられている
くも膜下出血。

 
祖母は私が小学校低学年のころから
認知症状が出始めていて、

父の死以降、さらに症状が悪化。

まともに会話できたことはありませんでした。

その認知症状を実家で見てきて

大学は福祉を専攻。

家族をきっかけにこの業界を目指した方は
少なくないと思います。

特別養護老人ホームでの実習中、

入所者が、急に症状が悪くなるのを見て
恐怖を感じ

私は逃げてしまいました。

 
結局、就職活動でも他業種を受け
 
社会人になってから祖母とは
ほとんどコミュニケーションをとりませんでした。
 
そして昨年、祖母が他界。

その時、自分が情けなくなりました。

 
最後に喋ったのは
亡くなる1年以上も前。

実家を離れている私は、帰省しても
入院中の祖母には会わず
病院に行ったこともありますが、寝ている状態で
 
 
祖母が最後に何をしたかったのか
今考えると、分かりません。
 
 
そして今年、転職を決めた際

祖母の一周忌と重なり

以前逃げてしまった、福祉業界を再び希望。

 
弊社の面接を受けました。

大学時代、福祉を専攻しながらも他業種に就職した理由を
BOSSから聞かれ

「人の死や体調の急変化を見るのが辛かった」
と話しました。

「初めは現場に入ることもあるけど大丈夫なの?」
という問いに

「今は・・・大丈夫だと思います」

こう答えました。
 
それなのにまだ、恐れている自分がいます。

今関わっている方に何かあったら・・・
そのことが頭をよぎると
ご利用者にもっと良い時間を
提供しようという考えよりも先に
 
マイナスな発想を浮かべてしまいます。

ロータス・オデオンは来られたご利用者に

もっともっと楽しんでいただく所。
 
 
現場の先輩方は、常にご利用者のことを考え

喜んでいただくため、楽しんでいただくために

考え、笑い、体を張って、協力しながら

寝る暇も惜しんで動いています。

 
 
私にこういう熱心さは、前職ではありませんでした。

自分の成績を追うことが大半で
お客様のことを
「常に」考えるという感覚はなく

社員同士の協力も
それほどありませんでした。
 
あかねに入社して、まず

私はその感覚を変える必要が
ありました。

ご利用者にもっと楽しんでいただくには

ご利用者のことを真剣に思っているスタッフ内に溶け込み

一人でなく、スタッフ同士で
協力し合わなければなりません。

自分の得意分野を見つけ、披露し
変な恐れは仕方のないことだと捉え、考えないようにし
今関わっているご利用者と
正面から向き合うようにします。

ご利用者の「今」「この瞬間」を
より素晴らしいものにできるように

今後も精進致します。

―――――――――――――――――――――――――

<この日のレク、大喜利を準備するやす>

 

採用情報|社会福祉法人あかね

シェアする

コメント

  1. 匿名 より:

    応援してますw

  2. いもっちゃん より:

    やす!!
    俺も急変は怖いし、何回経験しても逃げたくなる(>_<)
    目の前の命を大事にして、利用者様一人一人に、今を精一杯楽しく生きてもらお!(*´∇`*)
    一緒に頑張るぞ!!ヽ(・∀・)ノ

  3. 新人 より:

    実際現場の仕事をしているわけではありませんが、
    私も、この業界を選んだきっかけは祖父の介護でした。
    やすと同じで、最後に祖父が何を思って
    どうしたかったのか。。最後はこんな感じでよかったのか
    それすら分からなかった。。

    今、自分にやれることをとりあえず精一杯やることが
    恩返しになるんじゃないかと思って、仕事をしています。

  4. メイドさん☆笑 より:

    やす☆

    実際現場で日々奮闘してますが、六年目の私でも怖くなることや、ワケわかんなくなって投げ出したくなることもあります。

    でも、目の前にいる利用者さん達って明日にはいないかもしれないんですょね。
    そう考えると、その人のためにさせてもらえることは後回しにしちゃいけないんだと思うようになりました。

    きっと、わからないことだらけの現場で気持ち的にも不安定になるかと思います。
    ルーキーseeでも一緒なんだし、頼りないけど何でも話して下さいね☆☆

  5. やす より:

    皆さん、励ましのお言葉ありがとうございます!
    介護技術が未熟な分、私が関わることで、少しでも笑顔になってもらえるような言動をしていきます!
    落ちた時は相談させてもらいまくります。