一訪問介護員として日々思う事

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みなさんこんにちは、ミスターです。

ブログ当番が回って来る日に怯えつつ過ごしていましたが、ついに回ってきてしまいました。

なぜそんなに怯えてるのかっ!?

そうです、ネタがないからです!

ほとんどの場合はネタが無い無いと言いつつも、前日もしくは当日の朝出勤時には

なんとなくコレについて書こうかなとネタをひねり出せるものなんですが、今日に限っては一切、ひらめきがありません!

こういう時はもうGoogle先生に頼るしかありません

周りの白い目も気にせずGoogle先生でとにかく検索しまくります

すると、次から次へ「ブログのネタに困ったら」と言ったような記事がでてきますね!

世の中にはブログネタ難民が五万と溢れている事に、変な安心感を覚えつつも

記事を片っ端から読み進めてみると、どうやらネタが無い時は日常生活の中の何でもない事をピックアップして書けば良いらしいです。

何か特別な事があったとか、おもしろいことを探そうとするからネタが無い訳で、日常生活であった事や普段考えている事をただ書くだけではなくもう一段掘り下げて書いてみれば意外とおもしろい記事ができたりするらしいです!

と言うわけで、今日はそんな感じで書いていきたいと思います


ワタシは本職はシステムエンジニアなんですが、毎月ある一定の決められた時間は介護の仕事をしています。

具体的に何をしているかと言うと・・・

主に決められたご利用者への訪問介護サービスを実施しています。

時間的にも短いので、知識や経験は全然足りないんですが、やるからには他の訪問介護員と同じかそれ以上のパフォーマンスを発揮したいと考えますよね!

まず優秀な介護職員とはどういった人なのかと調べてみると

厚生労働省から「介護職員としてのあるべき基本方針」として以下のように発表されています

  1. 介護職員として自覚と責任ある行動ができる
  2. 基本的人権を擁護し、自己決定を最大限尊重し、自立に向けた支援ができる。
  3. 利用者の理解と利用者・家族との良好な人間関係の確立ができる。
  4. 組織における役割・心構えの理解と適切な行動ができる。
  5. 障害にわたる主体的案自己学習の継続ができる

これはキャリアパスの観点からの発表なんで、まぁわからないでもないですが正直あまりピンときませんでした!

じゃあ訪問介護サービスを提供する上で実際に大事な事ってなんなんだ!?と考えてみると・・・

まず訪問介護サービスと他サービスで圧倒的に違う所は基本的に「一人」でサービスを行う事です。

自分が最初から最後まで「一人」で「決められた時間内に」サービスを完結させないと、そのご利用者に迷惑がかります。その後に援助が続いている場合は遅れる事によってそのご利用者にも迷惑がかかります。

例えば、実際に私が行っている援助で以下のタスクを時間内に完結させないといけないものがあります

  • 洗濯・洗濯干しをする(衣服とその他に分けて2回)
  • リビング・台所・トイレ・風呂の掃除
  • ご利用者の入浴介助
  • 水分補給や状態確認

これを決められた時間内にやるとすると、作業の順番や組み立てが重要になってきます

  • まずお風呂を沸かしてその後にすぐ1回目の洗濯機を回す
  • お風呂が沸くまでの間にリビング台所の掃除をしながらご利用者とコミュニケーションをとりつつ状態確認を行う
  • 風呂が沸きそうになったら、ご自身で着替えの服を選んでもらったり、脱衣をしてもらう
  • 脱衣して頂いた服とその他洗濯物をまとめて2回目の洗濯機を回しつつお風呂に入って頂き、入浴介助を行う
  • お風呂からあがり、更衣・髭剃り・歯磨きなどを手伝い
  • 水分補給をして頂いている間に洗面所・トイレ掃除
  • 洗濯物をベランダに干す

このように時間内で完結しようとすると常に並行して作業ができるように組み立てを考えないと到底時間内には終わりません!

訪問介護サービスに入る上で他にも大事な事はいくつかあって

その一つに「観察と気付き」があると思います。

「観察」は実際に見てわかる利用者の状態やバイタル等から状態を把握する事で、これは比較的入手しやすい情報だと思うのですが、「気付き」は本人から発信されるサインを感じとってそこから想像することによって得られる情報です。他の介護者や関係者との連携も重要になってくると思います。

そう考えると介護情報の情報共有・ホウレンソウの重要さも改めて実感できると思います!

そしてなんといっても最も大事なことは「信頼関係」だと思います

身内でもない、知り合いでもない人を自宅にあげて調理器具や生活用品を使わせたり、体に触れるサービスを行ったりするわけですから自分が被介護者であったらすごく不安に感じると思います。そんな中でマンツーマンでご利用者に向き合って体調や気分によって日々変わるニーズを感じ取り、信頼関係を築くことができたらと思います!


以上、決められた時間の中にこれだけのエッセンスが詰め込まれていて

しかも毎回マニュアル通り同じようにはいかない訪問介護サービスについて奥深さを感じるミスターでした!

 

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