2020/6/11
梅雨の憂鬱を晴らすたった3つの方法
こんにちは、クリエイティブチームのかずおです。 先日アマルネス・ガーデンにマスクを寄贈していただいた株式会社ACE様より、今回またもや次亜...
本日の人気記事
みなさんこんにちは、ロッキーです。
先週は長雨の1週間でしたね。
全国各地に放送された岡山県倉敷市真備地区の映像を
みなさんもご覧になったでしょうか。
私にとって真備は実家と高校時代の母校の中間にあり、
毎日電車の窓から街並みを眺めていたエリアです。
みなさんは今、「岡山=大雨で大変な場所」という
イメージを抱いていると思いますが、
私としてはこんな時だからこそ岡山の良いところを
知ってほしいと思っています。
この記事を読んで、
「大雨が大変だったけど、こういう魅力があるらしい」
と思っていただけると幸いです。
まず普段の岡山はというと、実は雨の量がとても少ないことで有名です。
具体的には毎年山梨県・長野県・岡山県の3県で
年間降水量の少なさ争いをしています。
そしてこの「雨が少ない」ということが何を意味するかというと、
栽培される果物が水分を蓄えてたくましく育ち、
瑞々しく糖度の高いフルーツが収穫されるということ。
3県それぞれに様々な名産がありますが、
共通する果物に「桃」と「ぶどう」があります。
この桃とぶどう、岡山ではマスカットも有名ですが、
これらがほんっとうにおいしいのです。
ここからは岡山のことだけになりますが、
特に有名な品種を紹介します。
■清水白桃
岡山でおいしい桃と言えば清水白桃です。
価格は1玉1000円~1500円で、
とにかく甘く、果汁たっぷりの桃です。
食べ方としては手でキレイにむける皮を向き、
むきだしになった果肉をナイフで削ぎながら食べます。
桃をまな板の上でカットしたり、
切った果肉をお皿に盛ったりすると
すぐさま果汁が溶け出すので、
ナイフで切ったまま食べるのが岡山人の食べ方です。
※あくまで個人の感想です。
■ニューピオーネ
岡山のぶどうは大体がニューピオーネです。
価格は1房3000円~5000円で、
酸味のある皮を食べるか果肉だけを食べるかはお好みで。
種がないので、パクパク食べてしまえるのも魅力です。
弾力のある果肉と味の濃い甘みは
降雨量が少なければ少ないほど
引き締まり、芳醇になると言われています。
■桃太郎ぶどう
岡山の名産の中で特に希少価値が高いのはマスカットです。
これはもともとヨーロッパから日本に伝わった最も古い品種
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」が山梨県や長野県といった
ぶどうの名産地に馴染まなかったためです。
岡山は日本で唯一マスカットが生育する土地として、
長く良質なマスカットの生産と品種改良を行ってきました。
そしてその過程で生まれたのが「桃太郎ぶどう」です。
桃太郎ぶどうの特徴はマスカットにしては大きすぎる粒と、
桃のような形、そして種なし・皮ごと食べられ、
1粒で食べる人を幸せにしてくれるスッキリとした味わいです。
価格は1房8000円前後と値がはりますが、
本当においしくて一夏に1房、
せめて1粒でもいいので食べたくなる贅沢品です。
例年雨の少ない岡山はしばしば「晴れの国 岡山」という形で
PRを行っていますが、裏を返せば雨に慣れていない土地
ということにもなります。
真備はこれから復興に向けてタフな時期が訪れます。
暖かく見守っていただけると幸いです。
それと同時に岡山の良いところも
少しだけ頭の中に置いておいていただいて、
もし機会があれば岡山の果物を味わってみてください。
本当にもう、めちゃくちゃおいしいので!
ぜひぜひよろしくお願いします^^
それでは今日はこのへんで!