2015/6/9
人材確保~ハローワーク求人のリクエスト編~
こんにちは。 人事担当のネスレです。 昨日、関東甲信越も梅雨入りになりましたね。 この時期になると思い出すことがあります、それは数年前...
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人事マネージャーなかおです。
10月14日にLGBTの方々を受け入れる企業向けの研修に参加してきました。
私自身色々感じることもありましたので今日はその報告をさせてください。
皆さん、LGBTってご存知ですか?
LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)は、女性同性愛者(Lesbian)、男性同性愛者(Gay)、両性愛者(Bisexual)、そして性同一性障害含む性別越境者など(Transgender)の頭文字をとったもので性的マイノリティの方々をあらわす言葉です。
最近はTVや雑誌でも目にする機会が増えてきて一般的になったように感じます。
13人に1人の割合でLGBTの方が存在するという公式な統計もあるようで今後はもっと身近になってくるのでしょう。
いつもお世話になっている株式会社トリニティの営業担当の方からお声掛けいただいたのがきっかけでした。
笑美面という会社と協力してLGBTの方々の介護業界への就労支援を行うということで、なぜ介護なのか、なぜ就労支援が必要なのかと興味が湧いて企業向け研修に参加してきました。
会場には10分前に到着したのですが、すでにたくさんの企業の人事担当者と思われる方々がぎっしり。
失礼ながら、あまり人いないかな~と思っていましたので少し驚きました。
横を見るとテレビの取材班が!
この日は朝日放送と毎日放送が来ていました。
ミーハーなのでこれだけで高まります!
研修の前に笑美面の社員でご自身がトランスジェンダーの方から何故このような取り組みを始めたのか熱いメッセージがありました。
就職活動の際に、女性用のスーツを着るのが嫌で、男性用のスーツを来て会社説明会に参加し、その場でご自身が性同一性障害であることをカミングアウトしたそうです。
すごく勇気が必要だったと思います。
ただ、その勇気ある一歩が、このプロジェクトを生み出している。
感動しましたし、応援したくなってしまいました。
その後に研修がスタート。
本当に勉強になる内容ばかりでしたが、その中でも印象的だったのが「性別」というものの考え方についてでした。
その研修では、性別を4つの組み合わせで考えていました。
この4つの組み合わせで性別が決まる。
つまり「男」と「女」という2つのだけではなく、4つの複雑な組み合わせでひとりひとり性別が違うという考え方です。
なるほど~と思いました。
少し女性っぽい男性、ボーイッシュな女性。
色々な人がいる。
自分とは違う「性別」を持った方々をシンプルに受け入れる時に私にとってこの考え方は分かりやすく感じ、すとんと腹に落ちました。
アメリカでは全土で同性婚が認められるようになったそうです。
その点日本はLGBTの方々への理解が大きく遅れている。
就職でも本当に苦労されているそうで、なかなか自分に合った職場を見つけられず、パートやアルバイトをしている方が非常に多いとのこと。
私は、介護という職場はLGBTの方々を受け入れる基盤があるのではないかと思います。
そもそも介護の職場は、年齢や性別はもちろん、雇用形態も勤務時間も、働く目的や価値観も多種多様な方々がチームとなって介護サービスを提供しています。
国籍に関しても、技能実習制度が介護の仕事にも適用されたり、近い将来、介護の在留資格が作られるなんて話もあります。
私がこれまで働いてきたいくつかの業界と比較しても介護業界は多様性は圧倒的だと感じます。
是非、LGBTの方々で就業で苦労していたら、一度介護の仕事にチャレンジしてみてほしいです。
これまでとは少し違った感覚で働くことが出来るのではないかと思います。
もちろん私たち受け入れ側の準備や対策は必要不可欠です。
現状で「LGBTフレンドリー!」と自信を持って言えるほど準備はできておりませんが、LGBTについて知るための研修やトイレ・更衣室などの対策は早速行っていきたいと思いますし気持ちの面では、すでに「LGBTフレンドリー」です。
是非一度職場を見に来てみてください!
そういえば、研修終了後に朝日放送と毎日放送の方々に取材を受けました。
一生懸命話したのですが、どうもアサチャンやZIPにてちょこっと放送されたそうです。
関西だけだそうですが、なんだか気持ちが引き締まります!
がんばります!!
そしていよいよ明日はグラスセゾン竣工披露式と社会福祉法人あかね20周年記念式典です。
多くのお客様をお迎えするため、最後まで気を抜くことなく準備を進めています!
あとは明日雨にならないことを祈るのみ!!