KIDZACAFE
キッザカフェ
困難を抱える家庭や1人で長い時間を過ごすこどもたちを支援するために、民間からスタートした取り組み「こども食堂」。全国各地で無料もしくは低額で、こどもたちが温かい食事をとれる場として全国的に広がりを見せています。
社会福祉法人あかねではこのこども食堂を「キッザカフェ」という名前で運営し、これまでに500名以上のこどもたちに無償で食事を提供してきました。そして、私たちの「キッザカフェ」の特徴はただ食べるだけで終わらないことです。
「キッザカフェ」に参加したこどもたちは自ら食材を調理し、その回ごとのテーマに沿った食事を準備します。メニューはピザやハンバーグといったこどもに人気のメニューが中心で、回ごとに毎回違うメニューを楽しめます。
さらに、春は花見、夏はBBQ、クリスマスはチキンといった季節に合わせた特別メニューもあり、1年を通して楽しめるようになっているところも人気のポイントです。その人気は、40名の定員が応募締め切りまでに毎回満員となるほどです。
また、こどもたちの調理をサポートするために、「キッザカフェ」には毎回10名ほどの学生ボランティアが参加してくれています。学生ボランティアは地域の高校・大学からの申し込みを受け入れることで、地域交流の場としても機能しています。
こどもたちに無償で食事を提供するために、地域の食品卸販売店やスポーツスクールからご支援をいただいています。
開催頻度は月に1回(平常時)で、開催場所は尼崎市内の福祉施設や飲食店などで、食事の前後でこどもたちがのびのびと過ごせる広さの場所を選んでいます。