SERVICE MEISTER
サービスマイスター制度
サービスマイスターは、社会福祉法人あかねにあるもう1つのマイスターです。1つ目のマイスターである「ケアマイスター」が社内に浸透してきたタイミングで、「私たちが提供するサービスに必要なのは、技術だけではない」という思いのもと誕生しました。
サービスマイスターが評価・判定するのは、お客様への接遇やおもてなしに関わる知識とスキルです。サービスマイスターの上位ランク保持者は、接客のプロとしての対応や振る舞いを求められます。
また、私たちがお客様に提供するサービスは介助だけではありません。保育や看護、さらには来客対応・電話対応までも提供するサービスに含まれます。むしろ、接遇やおもてなしという意味では、お客様への一次対応こそが重要です。
そのため、サービスマイスターは法人に勤めるすべての従業員が受検対象となっています。900名以上の従業員全員が毎年1度、筆記試験と実技試験にチャレンジします。
難易度はシングルスター・ダブルスター・トリプルスター・フォースター・ファイブスターの5段階。各クラスに認定されることで獲得できる手当は、月額1000円から2万円。年間で最大24万円です。現在最上位であるファイブスターを取得しているのは1名だけです。
受検の際、勤務経験や介護の資格は一切不問です。ケアマイスターが社内の役職と切り離されたキャリアルートであったように、サービスマイスターは第3のキャリアステップを構築する役割を担っています。
どれほど介護技術が素晴らしくとも、お客様への言葉遣いが適切でなければ、そのスタッフはお客様から魅力的に思ってもらうことはできないでしょう。
お客様に本当に良いケアを提供するために、そしてスタッフが胸を張って仕事をするために、「サービス」の知識とスキルを高めることが大切なのです。
この考えは企業理念の中の行動指針に、「人間性」という形で含まれています。私たちは介護のスキルだけではなく、人間性と心を磨き、お客様に接することを目指しています。