リコリス(彼岸花)について調べてみた

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ヴィラ杢園

先日、管理本部のお花畑(トイレ)で、
色々考え事をしすぎて鍵を掛け忘れ、
タイミング悪くあやこに
あられもない姿(醜態)をさらした大佐ですどうも(・∀・)ヘヘ

醜態を晒した事より、
瞬間に頭が真っ白になったことのほうがショックだったんですが、
羞恥心が薄れている事と脳の瞬発力低下に、
老いを感じずにはいられない今日このごろです・・・
_| ̄|○ ガクッ  

さて、
そんな「お花」つながりで、(強引ですが)
田舎育ちなので「季節の変わり目」に敏感なワタクシ。
夏から秋に変わるこの時期を告げる草花といえばズバリ、
金木犀と彼岸花ですよね。

↑ 金木犀の開花時期は9月から10月。


↑ 彼岸花は9月中旬から下旬と言われています。

金木犀の開花時期が長いこともありますが、
なんとなく彼岸花が終わって金木犀というのが
個人的印象です。

実は先日、
本社のある阪神尼崎駅の近くの尼崎えびす神社境内に、
彼岸花が大量に咲いているのを見つけ、
「あーもう秋かー」と思ったわけです。

昔から知るこの彼岸花。
実は弊社の会長指示で最近、
姫路にある施設に球根を大量に購入する機会があり、
彼岸花って売ってるの!?ってビックリしたと同時に、
その時初めて洋名をしりました。

「リコリス」
なかなかかわいい名前ですね。

っということで、
昔から身近にあって、
根に毒があることくらいしか知らないこの彼岸花について
興味がわいたいので調べてみました。

彼岸花について調査し箇条書きにしてみた

① 名前の由来
・学名:リコリス ラジアータ
 リコリスとはギリシャ神話の女神(海の精)の名前由来
 ラジアータは放射状という意味

・彼岸花の由来は2つ
  彼岸の時期に開花する から
  球根をたべると彼岸(死)しかない から

・別名 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の由来
 サンスクリット語の「manjusaka」から
 意味は「天上に咲く花」
 おめでたい事が起こる兆しに、
 赤い花が天から降ってくるという仏教経典より

② 日本の分布は北海道から西南諸島まで
 原産地は中国
   稲作伝来時に土に混じって球根が日本に入り広がった
 種子を持たないので、自分で生育エリアを広げられない
 各地に別名が1000種類以上ある(地獄花・墓花など)

③ じつは多年草
 多年草には珍しく秋の終わり成長し、翌年初夏に枯れる

④ 球根は強い毒性
・食べると吐き気・腹痛・下痢が起こり、稀にシヌ
 含まれる毒はリコリンで、人の摂取致死量は10g
 (667個くらい球根食えばシネる計算です)
・昔はモグラやネズミよけとして田畑に植えられた
 墓地などで土葬時の虫よけや動物の食い荒らし対策に
 (球根一つでネズミやモグラを1,500匹コロせるらしい)
・毒素は水溶性のため、飢饉時には水にさらして食べたことも
 (第二次世界大戦時には食用とされていた)
・毒成分の一つはアルツハイマー病の治療薬に利用されている

⑤ 球根は石蒜という生薬になる
 肋膜炎・腹膜炎・腎臓病の水腫治療につかわれる。
 (すりつぶして湿布として)

⑥ 花言葉
・赤い彼岸花
 『情熱』『独立』『再会』『あきらめ』『転生』
   『悲しい思い出』
・白い彼岸花
 『思うはあなた一人』
 『また会う日を楽しみに』

・黄の彼岸花
 『追想』『深い思いやり』『陽気』『元気な心』

まとめ

いかがでしたでしょうか?

リコリスというかわいい名称につながる、
かわいい情報はほぼなかったですが、
みなさんの話の種になればうれしいです!
(使える期間短いけど笑)

最近は、
「四季のうつろいをスーパーの陳列で感じる」
という方も多いのではないでしょうか?
このブログが季節を告げる花木に、
目を向ける機会となれば幸いです。

あと、
最後に一番重要な事を・・・

トイレ入ったら
鍵は忘れずに!!

 

ヴィラ杢園

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