2019/9/30
【芸術の秋♪♪】大阪青凌中学校・高等学校 吹奏楽部演奏会 in アマルネスガーデン
もうすぐ10月だと言うのに毎日暑いですね!?皆さんこんにちはシステムチーム小杉です。 芸術の秋!!ということで秋晴れの昨日、弊社が運営...
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みなさんこんにちは、ミスターです。
介護・医療業界では10月の報酬改定に伴いバタバタしていますが
業界にとどまらず全国民に影響のある改定が10月1日から施行されます。
そう、ご存知の通り、消費税が8%→10%にUPしますよね!
しかも何やら今回は税率がUPする事による景気悪化を防ぐ目的で
「軽減税率」や「キャッシュレス決済に対するポイント還元」などあらゆる要素がセットで導入されるという事で業界によっては非常に複雑な会計処理になる事が予想されます。
今回はそんな複雑そうな消費税UPとそれと抱き合わせで導入される「軽減税率」、「キャッシュレス決済」について整理してみたいと思います。
これは随分昔から引き上げられると言われつつ、延期延期でなかなか増税されませんでしたが、いよいよ来る2019年10月1日よりUPする事になりました。
しかしながら今回は増税に付随して「軽減税率」という制度があり、一概に10%の税が徴収されるとは限りません・・・
今回の税率改定を非常にややこしくしている原因である「軽減税率」について詳しくみていきましょう!
まず導入された背景から見てみますと、「軽減税率」の目的は「低所得者の負担を軽減する為」です。
一般的に税金は高所得者ほど納めるめる税金は多くなりますが、消費税に関しては所得の多少にかかわらず一律となっています。低所得者にとって食費など生活必需部分のの税額を据え置く事で負担を和らげるといった目的があるようです。
ただ食費といっても食に関わるもの全てが減税されるわけではなくなかなか複雑な制度構造になっています。
具体的にどういったものが対象でどういったものが対象で無いかと言うと・・・
・飲食料品(米、野菜、肉、魚など) ⇒⇒ 消費税8%
・酒類(みりんなど含む) ⇒⇒ 消費税10%
・テイクアウト、出前、給食、デイサービスでの食事 ⇒⇒ 消費税8%
・外食、社員食堂 ⇒⇒ 消費税10%
判断基準としては「1.食料品に該当するかしないか」「2.飲食料品の譲渡に該当するかしないか」となるようです。
牛丼屋さんとかで食べて帰るか、テイクアウトするかで値段が変わるというのはお客さんもそうですが、店員さんもついつい間違ってしまいそうで大変です!
小売店やスーパーでも間違いなくレジなどのシステム改修が必要になりますので大変でしょう!
ざっと概要を整理してみたこの「軽減税率」ですが、とくに期限は設けていないようです。
こちらは10月から9か月間の期間限定になりますが、対象のお店でクレジットカートや電子マネーで決裁した場合に最大5%のポイント還元が行われる制度です。
対象の店舗のカテゴリによって還元率が2%、5%、0%の3種類に分かれるので、購入前に必ず確認したほうがよさそうですね
今回の増税に付随してくる各制度を含めて考えると、条件によって実質的な税率が「10%」「8%」「6%」「5%」「3%」と5パターンにもなりますので(間違ってたらスミマセン)非常に複雑怪奇な制度ではありますが知らないと必要以上の税金を払う事になりますので良く知った上で10月からの増税に備えたいですね!