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【最近気になる】Windows10への無償アップグレードについて調べてみた
皆さんこんにちは、システムチーム小杉です。6月だと言うのに毎晩肌寒くないですか!?それもそのはず、北海道では6月だというのに雪が降ったらしいですね。おかげでこの時期なのに風邪気味です。
話し変わって、仕事柄なのか最近公私共によく聞かれるのが「Windows10へのアップグレード」について。皆さんの中にもアップグレードしてよいものかどうか悩んでいる方も多いはず。
ご存知の通りこれまでのWindowsとの大きな違いは、既存のWindows7ユーザーやWinows8ユーザーは無償でアップグレードが可能となっている点です。
それではこれまではどうだったんでしょうか?
Windows7以前のVISTAやXPの頃は、新しいOSがリリースされるとそれまでのユーザーに対しては「優待アップグレード」といって、通常にOSを買うよりは少しお得な価格でアップグレードできていました。
それが今回、期間限定ではありますが無償でアップグレードできるという、一見すると無料でお得な気がしますが実際どうなんでしょうか??今回はそのあたりについて調べてみました。
まず注意しなければいけないのが、ハードウエア(機械)自体が新しいOSに適合するかどうかということ。
Microsoftによれば、以下の用件を満たしていることが条件となるようです。
①CPU:1GHz以上のプロセッサー
②メモリー:2GB以上(64bitの場合)
③グラフィック: DirectX 9.0 以上がサポートされていること
④ディスク容量:20GB以上の空き(64bitの場合)
⑤ディスプレイ:解像度1024×600以上
となっています。
これらの条件でいくと、VISTA以降に発売されたハードであれば概ね対応してそうな気がしますがそうはいきません。
例えば①のCPUと呼ばれる部品ですが、同じ1GHzのCPUでもVISTAが発売された時代のものは1つのCPUの中に多くて2コア(1個のCPUの中に2個CPUが入っているイメージ)が一般的でしたが現在のCPUは少ないもので4コア、すなわち1個のCPUの中に4個のCPUが入っていて、多いものになると8コアのCPUを搭載したPCが普通の家電店で売られています。
また、②のメモリーに関しても、VISTAの発売された頃のメモリーと現在主流のメモリーでは世代が大きく違い、同じ2GBという容量でも転送速度(スピード)が大きく違うため一概に比較できません。
ただ、Windows7が発売されて以降に発売されたハードだと上記の用件を満たしていれば問題ないかと思います。
次にソフトウエアの問題。
現在使っているソフト(アプリ)が新しいOSに対応しているかどうか。大抵のソフトがWindowsの持つ互換モードというモードを使って動くようになっているのですが、こちらもソフトの基本設計がVISTA時代のモノはこの互換モードを以ってしても起動しない可能性が大です。
そして最大の問題が、まだリリースされたばかりのOSなので動作が不安定な部分が多いということです。この部分に関しては勿論のちのちMicrosoftのアップデートによって不具合が解消されていくのですが、その時期は誰にもわかりません。一番多い不具合は無線LANに繋がらないという問題。これは実際に私が働く職場でも、プライベートで友人からも最も多く問い合わせのあったもので設定しようとしても、設定項目自体がグレーアウトしてしまっていて選択できなものもありました。最近のウルトラブックタイプのノートPCには、そもそも有線LANのポート自体が無いものが多く、こうなってしまうとネットにもサーバーにも繋ぐことができすお手上げです。他にもマイナートラブルが多数存在するといわれています。
上記の問題を考えると、個人的には仕事で使うPCはもう少し様子を見たほうがよいと思います。またWindows10にはアップグレードした後に元のOSに戻せる機能があるので、プライベートで使用するPCなら思い切って一度アップグレードして実際に使ってみるのも1つの方法かもしれません。気になる元のOSに戻せる期間はアップグレードした日から1ヶ月となっています。戻す際に万が一失敗してしまった時のためにアップグレード前には必ずバックアップを取ることをオススメします。またアップグレードや元に戻す作業はさまざまなリスクを伴う場合がありますので、くれぐれも自己責任でお願いします。
肝心の無償でアップグレードできる期限は2016年7月29日まではもう少し時間がありますので、私はギリギリまで様子をみてみようと思います。