2015/3/13
「10分後に出ます」を教えてくれるウェアラブル端末
最近ネコが欲しくて欲しくて 仕方がないぱそコン兄さん小杉です。 でも、猫アレルギーなんですけどねw 以前のエントリーにも書きましたが、...
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皆様こんにちは。
システムチームのまるです。
以前にブログで書きましたDXについてですが、
経済産業省、および東京証券取引所が上場会社の中から積極的にIT利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として紹介する制度があります。2019年は積水ハウス、日立製作所、富士通、ヤフー、ブリヂストンなど名立たる企業29社が選ばれました。
その中でも、企業のDXに向けた取り組みを強く推進するため、これらの企業の中から「デジタル時代を先導する企業」として「DXグランプリ」が選定されました。
栄えある初代「DXグランプリ」に選定されたのは、ANAホールディングスです。
今回のブログは、このANAホールディングスのDX事例をご紹介したいと思います。
おさらいですが、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、
「デジタル技術による業務やビジネスの変革」
となります。
例えば、教育分野で有名なベネッセコーポレーションは、紙媒体を使った通信教育から、教材として積極的にタブレットを活用し、親がスマートフォンで学習状況を確認できたり、ゲーム感覚で勉強を楽しめるようにしたそうです。
ANAでは以下の3つの施策が評価されたそうです。
新技術を活かし、業務の自動化・省力化による革新的な生産性向上に取り組まれています。
顔認証搭乗モデル、空港内バス自動化、自動手荷物積み付け、ロボットスーツ、保安検査場待ち時間予測など、「人と技術の融合・役割分担の見直し」による、SimpleでSmartな空港の実現を進めています。
散在していた基幹システムのデータを統合して、顧客情報を一元管理するお客様情報基盤を、全社横断的に構築されたそうです。客室、空港、コンタクトセンター、モバイル端末などから情報を共有できるようになったことで、顧客価値を高める新たなサービスを創出することができるようになりました。
これは航空事業とは別なのですが、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、ロボット技術、センサーなどを駆使して、異なる複数の場所に設置したアバターロボット(遠隔操作ロボット)を使って、自分の分身のように「見て(視覚)」「聞いて(聴覚)」「触る(触覚)」ことを実現できるプロジェクトです。
例えば、リビングに居ながらショッピングを楽しむ、家の中で魚を釣る、遠隔で料理を体験など、様々な用途を実証実験しながら事業化を考えているそうです。
以上、ANAホールディングスの事例を簡単に紹介させていただきましたが、学ぶべき点は非常に多いと思います。
IT化が遅れていると言われがちな福祉業界ですが、先進的な取り組みをしている企業をベンチマークとして意欲的にDXを推進することで、「2025年の崖」を超えていきたいと思います!