日頃より弊社デイサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。新型コロナウィルスに伴う緊急事態宣言は解除されましたが、弊社では今後も気を緩めることなく感染防止に取り組んで参ります。みなさまにおかれましても、ご理解・ご協力いただけますと幸いです。
デイサービスの役割について
弊社では新型コロナウィルスの陽性者は発生しておりませんが、利用を自粛されたお客様が多くいらっしゃいました。利用復帰後、自粛されたお客様に聞き取り調査を行った結果、下記のような声が多くよせられ、デイサービスの役割について改めて認識することとなりました。
認知症状の悪化を防ぐ
デイサービスを利用しないことにより、生活リズムが変わり、昼夜逆転した方がいらっしゃいました。また、コミュニケーションがなくなったことにより、認知症状が悪化した方も多数おられました。デイサービスはみなさまの認知機能維持・向上を支援します。
身体機能の悪化を防ぐ
デイサービスでは運動の時間がありますが、自宅での生活では運動の機会を持つことが難しい場合もあります。デイサービスの利用自粛によって、身体機能が悪化したという報告が寄せられました。立ち上がりが難しくなり、転倒して骨折した方や、杖や車椅子が必要になった方もいます。デイサービスはみなさまの運動機能維持・向上を支援します。
精神状態の悪化を防ぐ
独居の方・高齢夫婦だけで暮らしている方にとって、デイサービスは人と会い、交流できる場です。自宅にこもってしまうことで、日々の生活からコミュニケーションが欠如し、精神状態が悪化するリスクがあります。デイサービスはみなさまの良好な精神状態の維持を支援します。
生活状態の悪化を防ぐ
デイサービスでは入浴・食事・トイレなどのサポートが受けられますが、自宅では難しい場合もあります。利用自粛中「1週間以上、入浴していない」、「リハビリパンツを自分で変えられない」、「しばらく食事をしっかりできていない」といった声が寄せられました。デイサービスはみなさまの生活状態維持・向上を支援します。
ご家族への負担増加を防ぐ
デイサービスを利用しない期間、サポートを必要とするご利用者のために、ご家族が仕事を休んで対応しているという報告・相談もありました。この状態が長期化すればご家族の負担が増加し、家族の介護のために仕事をやめる「介護離職」につながりかねません。デイサービスはご家族の負担軽減を支援します。
私たちは上記のようなリスクや負担を抱えるご利用者・ご家族の双方をサポートするため、適切な形でデイサービスを運営します。今後もみなさまの健康に寄与すべく、社会の状況に応じてベストな方法を模索し、安全に安心して過ごせる場所を維持できるよう環境整備に努めます。
三密回避の座席配置
各デイサービスでは、三密を避け、ソーシャルディスタンスを保てるように座席の配置を変更しています。変更後のフロアの様子は下記の通りです。
スタッフの健康管理と施設内の感染防止対策
当施設では勤務するスタッフ全員に、下記の対応を義務付け、徹底しています。また、施設内でも対策を講じています。
【スタッフ】
- 出勤前検温・記録
- 発熱時の対応マニュアル整備
- 通勤・勤務中のマスク着用徹底
- 休憩室の三密回避
- 複数部署兼務の解除
- フロア間の往来制限
- PPE着脱研修の実施
【施設】
フロアの三密回避
窓常時開放(窓のない部屋は15分に1回の換気)
1時間に1度、手すり・洗面台・トイレドアを消毒
ご家族の面会謝絶
外部の方の立ち入り制限
お客様へのお願い
施設内での感染予防のため、下記3点について、ご協力何卒よろしくお願い致します。
①出発前の検温
デイサービスご利用当日、送迎車到着前にご自宅にて体温の計測をお願い致します。体温が37度以上の場合は、必ずご利用施設までご連絡ください。
②マスクの着用
昼食時を除き、送迎時・館内利用時は常時マスクの着用をお願い致します。マスクは「布マスク」、「不織布マスク」どちらでも構いません。ご自宅でご用意ください。マスクのない方はご相談ください。
③到着時の検温
デイサービス到着時に、入り口にて体温測定をさせていただきます。体温が37度をこえている場合は、看護師の判断により、利用を中止していただくことがございます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご協力よろしくお願い致します。