9/2 埼玉県~千葉県にかけて
大きな竜巻が発生
多数の建物が被害を受け
6万近い世帯が停電になったようです。
9/4にも三重県・高知県でも竜巻が
発生大きな被害が出ました。
竜巻による被害を受けた皆様に
お見舞い申し上げると共に
1日でも早い復旧を
進めてほしいと思います。
ところで…
地震だと震度やマグニチュード
といった規模表記がありますが
竜巻の規模って
どうやって表すんでしょうか?
はい、調べてみました!「藤田スケール」
初めて竜巻の規模から基準をだした
藤田哲也博士 から名前をとったこの基準
世界的に日本人の名前の
規模表記が使われてるんですね。
藤田のFをとって
F0~F6で規模を表すんだとか
【F0】
木の枝が折れたり
道路標識が損傷したりする。
【F1】
屋根がはがされたり移動中の
自動車は道から押し出される。
【F2】
家の壁ごと屋根が飛び、
強度の弱い住宅は破壊される。
電車は脱線したり倒れたりし
大木でも折れたり根から倒れたりする。
【F3】
建付けの良い家でも屋根と
壁が吹き飛ぶ。
列車は脱線転覆、森の大半の
木は引っこ抜かれ、
ダンプカーなどの重い車でも
地面から浮いて飛んだりする。
建て付けの良い家でも
基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき、
車は大きなミサイルのように飛んでいく。
【F5】
強固な建造物も
基礎ごと吹き飛んでいってしまい、
自動車大の物が
ミサイルとなって空を飛び交い、
どこからともなく大型トラックが
降ることもある。
樹木も根こそぎ宙を舞う。
とにかく信じられないような大惨事になる。
【F6】
発生するようなことがあれば
未曾有(みぞう)の超壊滅的
な被害が予想される。
この階級以上の竜巻の発生率は
全体から見ても
ごくごくまれな割合である。
F6が発生した事はなく
将来を見越し設定したのだそうです。
ちなみに、今回の竜巻では、
被害状況から少なくとも
50m/秒以上の風が
吹いたのではないかと言われおり
『F2クラス』
に分類されるとの事です。
日本にはあまり馴染みの
ない竜巻ですが
一番起きやすいのは、
9月という統計があるらしいので
この季節は十分、
竜巻に注意する必要があると思います。
余談ですが…竜巻による被害は、
「火災保険」
が適用されるらしいです。
コメント
温暖化などの影響でそういった災害が増えてくるのでしょうか。
日本でも竜巻がこんなに発生するなんて私には考えられないことなのでとても怖いです。。
コメントありがとうございます。
温暖化の影響で日本でも馴染みのない災害が増加していく事は十分考えられる事ですので、早いうちに対策について考えていく必要があると思っています。
世界情勢から見ても温室効果ガスを減らす事は現実的には厳しいと思いますので、様々な緩和策や適応策を組み合わせながら、うまく付き合って行く必要があると思います。