2014/4/22
花粉症対策
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こんにちは、クリエイティブチームのかずおです。
豪雨、台風、地震と、ここ最近立て続けに災害に見舞われている日本列島。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
台風21号では弊社アマルネス・ガーデンでも丸一日以上停電し、復旧した際には拍手と歓声が沸き起こるほどの感動でした。介護施設だからとはいえ、たった1日でこれですので、停電が数日間に及ぶとなると相当の負荷になることは想像に難くありません。
同様に停電の被害にあわれた方や、TV等でその様子を見て「ウチも停電対策しとかなあかんわ!」と思い立った方は多いのではないでしょうか?
そんなアナタにオススメしたいのが「大容量ポータブル電源(バッテリー)」。
簡単に言えば「スマホ用モバイルバッテリーのデカい版」ですが、単にデカいだけでなく、コンセントやシガーソケットを備えているので、様々な電気製品に使用できるのがポイント。
発電機とは違い、あらかじめ充電しておく必要がありますが、使用時にほぼ無音で使用でき(発電機はかなりうるさい)、デカいと言っても片手で十分持ち運びできるサイズなので、キャンプなどのアウトドアでも気軽に使えて便利です。
そこで今回はバッテリー容量100,000mAh以上の「大容量ポータブル電源」を集めて比較してみました。
100,000mAhと言われてもなかなかピンときませんが、最近のスマホのバッテリー容量が3,000mAh前後ですので、ザックリ言えばスマホが30~40回フル充電できる程度と言えるでしょう。
今や災害時に最も重要となるのは、通信機器でもあり情報源でもありカメラでもあり照明にもなるスマホ。これが30回フル充電できるというのはかなりの安心感じゃないでしょうか。
さすがに冷蔵庫やエアコン、テレビなどの大型家電の使用には適していませんが、ノートパソコンの充電だってできますし、照明やラジオの電源としてはかなり長時間使用可能。
ちなみにこちらのYahoo知恵袋のページを見ると、2015年9月頃には「100,000mAhのモバイルバッテリーなんてない」と回答されているので、100,000mAh以上の製品はここ数年になってようやく売り出されたものなんですね。
ここでは保管や持ち運びの際に重要なサイズや重量もあわせて記載しました。
また、単純計算ではありますが、1mAhあたりいくらかを比較するために、「価格/容量」の項目も設けてましたので、コスト重視の方はひとつの目安となるのではないでしょうか。
なおスペックは全てサイトに記載されたものであり実測値ではありませんので、予めご了承ください。
バッテリー容量 | 100,500mAh |
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サイズ | 22.4×10×10 cm |
重量 | 2.89 kg |
価格 | ¥28,980(2018/09/10 09:39時点) |
価格/容量 | 0.288円/mAh |
重量2.89kgは今回紹介する中で最も軽く、容量あたりの価格:0.288円/mAh も今回の中で最安です。
AC出力最大100W というのが少し心もとないですが、逆にそれでOKというのであればコスパ的に最も優れています。
バッテリー容量 | 150,000mAh |
---|---|
サイズ | 29.1×10×10 cm |
重量 | 4 kg |
価格 | ¥49,800(2018/09/10 09:52時点) |
価格/容量 | 0.332円/mAh |
正式な商品名がよくわからないんですが、150,000mAhと大容量でありながらかなりコンパクトです。
容量あたりの価格:0.332円/mAh は先ほど紹介した iMuto M10 に次いで No.2 なので、iMuto M10 では容量的に満足できないという方にはいいんじゃないでしょうか。
ただしこちらもAC出力最大100W までのようです。
バッテリー容量 | 120,600mAh |
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サイズ | 26×24.6×21.6 cm |
重量 | 5.29 kg |
価格 | ¥49,800(2018/09/10 09:39時点) |
価格/容量 | 0.413円/mAh |
私がこの手の大容量ポータブル電源を初めて知ったのはこの商品が発売されたときでした。
その時はバッテリーに5万円ってクソ高ぇ!って思ったんですが、いま防災の観点で考えると「まぁ、それぐらいなら…」って思ってしまいますね。
容量あたりの価格:0.413円/mAhはちょっと割高ですが、ANKERブランドだし見た目もカッコいいからと思えばイーブンになるかな(笑)。
ただしこちらは他の製品が対応している「ソーラーパネル充電」に対応してないのがネック。
バッテリー容量 | 120,000mAh |
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サイズ | 23.3×14.8×23.7 cm |
重量 | 5.6 kg |
価格 | ¥39,800(2018/09/10 09:39時点) |
価格/容量 | 0.332円/mAh |
こちらはsuaoki(スアオキ?)という中国のメーカーのバッテリー。コンセントが2口ついてます。
紹介動画でドライヤーを使用しているように、AC出力が300Wまで対応しているのでこれまで紹介した物よりかなりパワーがあります。
容量あたりの価格:0.332円/mAh と割安ながら、比較的ハイパワーなものも使えるのでかなりおススメです。
バッテリー容量 | 137,700mAh |
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サイズ | 28.2×21×18.9 cm |
重量 | 7.7 kg |
価格 | ¥59,880(2018/09/10 09:39時点) |
価格/容量 | 0.435円/mAh |
同じくsuaokiのバッテリー。重量は今回ご紹介の中では最大の7.7kg。
こちらもコンセントが2口あるんですが、先ほどのPS5Bよりも少し離れて配置されているように見えます。コンセントが近すぎると「ACアダプター同士がぶつかる」ということがあるので、地味に嬉しいポイントですね。
また、USB-Cの端子があるのも特徴です(メリットかどうかは微妙ですが)。
バッテリー容量 | 174,000mAh |
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サイズ | 37.2×30.8×26.6 cm |
重量 | 7.68 kg |
価格 | ¥64,800(2018/09/10 09:39時点) |
価格/容量 | 0.372円/mAh |
今回の中で容量が最大でサイズも最大となっています(取っ手が出っ張っている分余計に大きくなっています)。
ちなみにこの手のアイテムにめっぽう詳しい大佐はこの「PowerArQ」をチョイス!
先日管理本部に届いていたので覗かせてもらいました。
これを選んだ決め手はやはり174,000mAhという「大容量」と最大500Wまで対応可能な「パワー」とのこと。
容量に関しては「大は小を兼ねる」ので大容量であるほど安心ですし、容量あたりの価格:0.372円/mAh も悪くない数字です。
ちなみに商品ページでは「174,000mAh」ですが、YouTubeの紹介動画などでは「171,000mAh」となっています。ひょっとしたら発売後にマイナーチェンジで容量が少し上がったのかもしれませんね。
さて、ここまで100,000mAh代の製品をご紹介してきましたが、「その程度じゃ、まったく物足りない!」というエレクトリカルパレードな人にはコチラはいかがでしょうか。
バッテリー容量 | 5,656Wh |
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サイズ | 56×45×20 cm |
重量 | 38.0 kg |
容量は5,656Whとありますが、これまで見てきた「mAh」と単位が違いますね。
ワット時定格量(Wh)= 定格定量(mAh)÷ 1,000 × 定格電圧(V)
となり、リチウムイオンバッテリーの場合定格電圧は3.7Vとなるようですので、計算してみると約1,528,648mAhとなります(合ってるかな?)。
容量的に言うとこれまで見てきたポータブルバッテリーの10~15倍ほどと圧倒的。それだけに充電時間も最大20時間ほどかかっちゃいます。
圧倒的な大容量&ハイパワーで、電子レンジやIHクッキングヒーターなどの高出力製品まで対応しているのはスゴい!
サイズもキャリーバッグぐらいの大きさなので車なら余裕で運べます。アウトドアにこれをもっていけばアウトドア感ゼロでアウトドアを楽しめるんじゃないでしょうか(意味不明)。
これまで紹介してきた商品と比べて容量が10~15倍程ということで、じゃあ価格は?って思うじゃないですか。
今ならモノタロウで、お値段税込1,814,400円です!
桁数合ってますか?181万円ですよ!たけー!!
バッテリー容量 | 5,656Wh(1,528,648mAh) |
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サイズ | 56×45×20 cm |
重量 | 38.0 kg |
価格 | ¥1,814,400(2018/09/10 09:39時点) |
価格/容量 | 1.187円/mAh |
容量あたりの価格も1.187円/mAhとなり、かなりの割高に!
まぁでもこのパワーですからね。
さていかがでしたでしょうか。
ここのところの災害続きでバッテリーの需要が増加し、価格が上がってくる可能性があるので(すでに上がってる?)、買うなら早めに買った方が良いかもしれませんよー。