あかねでは、今年一発目の
「漢字検定」
が1月31日(金)に行われます。
前回、悔しい思いをした
戦略室メンバーたちは
きっと猛勉強しているはず・・・ (゚□゚)
ということで、
そんなみんなに少しでも参考になったらと
いろいろと調べてみたところ
漢字検定によく出る
「部首の考え方・覚え方」
という情報を見つけたので
ここでご紹介します。
まず、部首というのはすべての漢字をグループ化し
分類するために利用されます。
漢字の90%以上は「形声文字」。
つまり、漢字の一部が音読みを表す「音符」
他の一部が意味を表す「意符」の組み合わせで
出来上がっている漢字がほとんどなのです。
このことを利用して、部首について考えてみると
「裏」という漢字の部首は「衣(ころも)」になります。
「裏」の音読みは「り」です。
「里」の部分がその音読みを表し、
残りの「衣」が意味を表しています。
そして、この意符の部分が
部首になることが多いのです。
したがって、
一見部首を見つけるのが難しそうな漢字も、
音読みを表している部分を除いてみると、
意外に簡単に部首を
見つけることができる場合が多いみたいです。
その他、部首の考え方で
「同じ音読みの漢字から類推する」
という方法もあります。
例えば「術」という
漢字の部首を考えてみると
「朮」を「じゅつ」と読むということを
知っておれば
すぐにこの部首は「行(ぎょうがまえ)」だと分かりますが、
「朮(じゅつ)」を知らないときはどうするか。
同じ音読みのよく似た
漢字を思い浮かべてみましょう。
「述」という漢字があり、
これも「じゅつ」と読みます。
すると共通した部分「朮」が
音符だと類推できます。
このことから、
「術」の部首は「行(ぎょうがまえ・ゆきがまえ)」、
「述」の部首は「しんにゅう、しんにょう」
だと判断できます。
別の例で確認しておきましょう!
「暮(ぼ)」の部首は何か?
同じ音読みでよく似た漢字に「募」「墓」「慕」があります。
上の共通した青い部分が音読みを表していて
残りの赤い部分が部首になります。
「幕」という漢字もよく似ていますが、
「莫(ばく)」が音を表しているので、
巾が部首になります。
漠・獏もこのグループです。
「幕府(ばくふ)」「砂漠(さばく)」のように
音読みの熟語で考えてみましょう。
あと、
どうしてこれが部首?
というのもあり、
① 辱
② 唇
さて、この漢字の部首は
というと
①は、「じょく」、「はずかしめる」。
②は「しん」「くちびる」。
正解は、
①が辰(しんのたつ)
②がなんと口(くち)。
まるっきり同じ文字を含んでるのに・・・
う~ん。漢字検定恐るべし!!
漢検まであと10日!
みんな頑張りましょう!