2019/6/16
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皆さんこんばんは、システムチーム小杉です。
先日から近畿地方でも場所によっては積雪があったりと不安定な天気が続いていますが、本日弊社の本社が御座います兵庫県は尼崎市内で落雷による大規模停電が発生しました。
関西電力のHPによりますと、発生時刻は14時18分~14時23分の5分間。私がこのブログを書いている夜22時過ぎの時点ではまだ原因は調査中とのことでした。
停電が発生した当初、私を含め管理本部スタッフ数名は本社にてPCを使って仕事をしていたのですが、急に部屋全体の電源が落ちたと思ったその矢先、外ではけたたましい落雷の音が響き渡りました。そしてふと目をやった向かいのビルを見てみるとどの窓も真っ暗。どうやら停電はウチだけではない様子でした。
その時瞬時に気になったのが上階フロアの事。すぐさま我らが頼れる大佐と共に上階へ行き、入居されている方がエレベーターなどに閉じこめられていないかを確認に向かいました。
幸いすぐに電力も復旧し、何事もなく安心して管理本部の事務所へ戻ったのもつかの間、次々に鳴りだす電話。私は仕事柄瞬時に電話の内容を察知しました……ネットに繋がらないのだと。
恐らく落雷によって何らかのダメージを機器が受け、サーバーへのアクセスが全社的にできなくなってしまった様です。そのため全施設から「サーバーに繋がらないんですけど!?」と問い合わせが殺到。
所用で休みだったミスターの力を借りて、これまた幸いにも1時間ほどでネットワーク障害とサーバー障害は復旧して今回は事なきを得ました。
しかしサーバーセンターを後にし、事務所に戻った小杉にまたもや試練が待っていました。それは…………自分のPCが落雷による停電の影響で完全に壊れてしまいました。
落雷や停電なんかでPCが壊れるの?と、お思いの方も多いと思います。しかしコレが結構あるんですよ。
落雷時、電線を伝って瞬間的に大電流が流れ、その電流がコンセントやLANケーブルを伝ってPCに到達し、内部の基盤が損傷しPCが壊れるというメカニズム。
そうならない為に、こんな商品が売られています。
雷ガード付き電源タップ。わかりやすく言うと、電源タップにブレイカー(遮断機)が付いていて、万が一落雷などで高圧の電流が流れた場合、電源タップに到達した時点で瞬時に遮断してくれるという優れものです。またLANなどのネットワーク向けにも同じような商品が発売されています。
もう1つ、停電でなぜPCが壊れてしまう場合があるんでしょうか?
メカニズムはこうです。
現在出回っているPCのほとんどにHDD(ハードディスク)という部品が組み込まれています。このHDDの中にはちょうどCDを小さくしたような円盤形の記録体が数枚入っています。その円盤をモーターで高速回転させ、データを記録させるのですが、読み書きをレコードのアームのようなもので行っています。1分間に円盤を7200回転もの高速回転させるものが主流なのですが、停電によって電気が遮断されると円盤はまだ惰性回っているのにアームの保持ができなくなり円盤の上にアームが落下→結果HDDがクラッシュして壊れてしまいます。
こうならない為にも、無停電電源装置(UPS)という商品があります。
解りやすく言うとバッテリーです。ノートPCなどは標準でバッテリーが搭載されているので、万が一停電になってコンセントに電気が来なくなっても、一定時間は内蔵されたバッテリーで駆動させることができます。しかしデスクトップPCに使用するこの無停電電源装置は、停電時に安全にPCの電源を切ることを目的に作られた製品です。
問題はコストが高い事と、普通のバッテリー同様数年毎に新しい物に交換しなくてはいけないこと。しかしHDDがクラッシュして大事なデータが無くなってしまった時の事を考えると、バックアップと無停電電源装置は導入しておくべき設備ですね。いざとなれば災害時にスマホなどモバイル製品なんかの電源の代用にもなりますしね。皆さんも一度検討してみてはいかがでしょうか?小杉は自分のPC修理の為、明日も出勤確定です。