【3分でわかる?】最近よく聞く「SDGs(エスディージーズ)」

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皆様こんにちは。
システム担当のまるです。

最近、嫁が録画していた「魔女の宅急便」を2歳の娘がよく見ているのですが、私が小中学生ぐらいのとき、「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」のような壮大な冒険ファンタジーを期待して「魔女の宅急便」を観て、かなり落胆したことを思い出しました。(「となりのトトロ」の時もそうでしたが・・・)
しかし、今見ると主人公のお父さん目線で楽しめました。物語の冒頭で週末のキャンプの準備をしていたにも関わらず、急に思い立った主人公が修行に旅立ってしまう時の、「私の魔女を見せておくれ」、というお父さんの言葉には、何とも言えない共感を覚えました。子供の巣立ちというのはこんな風に突然来るものなんでしょうね。

さて、本題ですが、最近「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく聞きます。
そこで、今回はこの「SDGs(エスディージーズ)」について簡単にご紹介したいと思います。

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「SDGs(エスディージーズ)」の概要(30秒)

「SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals)」とは、2030年までに達成すべき「国際的な目標」です。いわば「人類の目標」とも言えるかもしれません。2015年の国連サミットで採択されました。

・「17の目標(ゴール)」

・「169のターゲット」

・「232の指標」

の三階建てで構成されています。
先進国、発展途上国を問わず、世界各国が2030年までに「17の目標」達成に向けて行動していくことで、2030年以降も「持続可能な社会」を実現することを目指しており、「誰も置き去りにしない(leave no one behind)」ことを誓っています。

「SDGs(エスディージーズ)」の内容(2分)

17の目標(ゴール)は以下の通りです。

169のターゲットはこれらの目標達成のための具体的な課題です。
(「1 貧困をなくそう」のターゲットは、「1日1.25ドル未満で生活する人々と定義される極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」など)

232の指標とは、ターゲットの達成を判断するための指標です。
(上の例のターゲットの指標として、「国際的な貧困ラインを下回って生活している人口の割合」など)

取り組みの事例(30秒)

日本でも、優れた取り組みを行う企業・団体などを表彰する「ジャパンSDGsアワード」を実施するなど、目標達成に積極的に取り組んでいます。ちなみに「SDGs達成ランキング」で、日本は156ヶ国中15位とのことです。(トップ3は、スウェーデン、デンマーク、フィンランド)

「SDGs(エスディージーズ)」の取り組みの例を挙げると、

この目標に紐づけて、週3日の午後だけ店を開き、日持ちのしない具材をなくし、材料を国産の有機小麦に絞り、基本的に4種類のシンプルなパンのみ販売することで食品ロスを解消し、従業員の労働時間も減らしている、広島県の「捨てないパン屋」などがあります。

まとめ

以上、「SDGs(エスディージーズ)」の簡単なご紹介でした。

「SDGs(エスディージーズ)」は国だけが意識すべき目標ではなく、企業や個人も密接に関わっている問題です。既に多くの企業・団体では、「SDGs(エスディージーズ)」の目標に紐づいた活動を行い「社会課題」の解決に取り組み始めています。
私たちの次の世代のため、より良い未来のためにも、国家や企業の枠を超えて、自分に何ができるのかを考える時が来ているのかもしれませんね。

 

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