【感電注意】静電気が原因でパソコンが壊れる?

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採用情報|社会福祉法人あかね

昨日、今日と行った本社の大掃除で体がバキバキのシステムチーム 小杉です、みなさんこんにちは。年には勝てません。

最近仕事でもプライベートでも、よく受ける問い合わせが「PCが起動しないんですけど?」というもの。

これって何故か冬、とくにこの時期に多いんですよね。原因は様々ですが、最も多いのが【静電気】年末前のこの時期は年賀状の作成なんかで、PCが使えないと困るって方、結構いるんじゃないでしょうか?

「静電気位でPCは壊れないだろ!?」って思うそこのあなた。壊した本人が言っているので間違いありませんよ。

遡ること十数年前、私がまだPCメーカーで働いていた頃の話です。仕事終わりに友人からオーダーされたPCを組もうとしていた時のことです。動作テストも終わりいざPCケースに組み込もうとPCのメイン基板に触れた瞬間【静電気がバチリ】青い火花が目視できるほどの強い静電気でした。

ちなみに静電気は読んで字のごとく【電気】なのですが、その強さはパチッとくるもので約3000V、青い火花が目視できるくらいの物で約5000Vから10000Vもあるそうです。

しかしその後PCケースに組み込んでみたものの、スイッチを押してもウンともスンとも言いません。これが人生で初めて静電気でPCを壊した瞬間でした。ちなみにPCメーカーでは最初からPCケースに組み込んでテストするのではなく、写真上の様にメイン基板単体でテストをし、問題なければ組み立てます。(初めから組み込むと初期不良の場合二度手間になりますからね)

この時期多い、静電気でPCを故障させないためにもどうしたら良いのでしょうか?

【PCを触る前に手を洗う】
静電気は乾燥した状態で発生しやすいと言われています。特に冬場は手が乾燥しがちなので、手洗いをしてからPCの電源を入れたり操作するだけでも効果があります。

【PCに埃を溜めない】
埃には静電気を発生させる性質があり、また静電気には埃を寄せ付ける性質があります。このため普段からこまめにPC本体やモニター、机を掃除することでこれらのトラブルを防止できます。

それでは既に静電気が帯電してしまっている場合、どのようにしたらよいのでしょうか?

【静電気除去グッズを使う】
静電気除去シートなど、一般的に売られている製品を使う。最近では百均などでも静電気除去グッズが沢山売られているので、そういったアイテムを活用するのも良いかもしれません。

【何かに触れる】
写真のようにドアノブに触れた途端「ビリッ」と来たことがある方も多いと思います。この原理を応用して、PCなどの精密機器を触る前に身の回りの「金属部分」に触れ、体に溜まった静電気を放電してから作業に入るのも効果的です。これは実際に私がよくやる方法で、以前どこかに施設のサポートへ出向いた時に、現場で修理の必要があったのですが作業に入る前に私が金属部分を探しているのを、事務員さんに不思議がられたことがあるのですがこういう事です。

【化繊の衣類を着ない】
冬場は特に、アクリル製のセーターや、ナイロン素材の防寒着などを着る機会が多く、夏場にくらべて静電気を帯びやすいのですが、これらの素材の服でもアクロンなどの静電防止洗剤などで洗ってやることで、発生を防ぐこともできます。またコットンやシルクなどの天然素材の服を着ることも効果的です。

【最後に】

静電気が原因でPCが起動しなくなってしまった時、諦めずに以下の方法を試してみてください。

まずPCに刺さっているケーブル類を全部抜く。ノートPCでバッテリーが外せるタイプの物はバッテリーを外し、マウスなどの機器も全部取り外す。

PCに何も接続されていない状態で、電源ボタンを10回ほど押し中に溜まった余分な静電気等を完全に放電する。

元通りに①で外したケーブル(バッテリー)を取り付ける。

祈りながら電源ボタンを押す。

軽症ならこれで復活することが多いです。これで起動しない場合は、己の普段の行いを呪いましょう。

本日でわたくし小杉の2017年担当分のブログは終了です。この1年間多くの方にこの戦略室ブログもとい管理本部ブログを読んでいただき、また各施設の行く先々でブログ読んでますと声を掛けていただき、本当に更新の励みになりました。

来年も頑張って更新してまいりますので、宜しくお願いいたします。
それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

経営管理本部
システムチーム 小杉

 

ヴィラ杢園

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