2011/7/31
新・新人「やす」デビュー
気合を入れて髪の毛を刈ったのに BOSSのお子さんに 「やっすい男!」 と言われたやすです。 でも横顔は安売...
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こんにちは、クリエイティブチームのかずおです。
宅配ピザのメニューってよくポストに入ってるじゃないですか。いつも「おいしそうやな~」と思いつつそのままゴミ箱にポイなんですが、先日ふと「これおいしそうやなぁ、(具は)何が乗ってるんやろ?」と思って改めて見てみたんです。
そしたら「特製マヨソース」とか「あらびきスライスソーセージ」とか「熟成ベーコン」とか書いてるじゃないですか。
ほら、こういうやつですよ↓
それを見て「うわ~やっぱおいしそうやなぁ」と思ったんですが、それと同時にこの「特製」「あらびき」「熟成」って別に書かなくてよくない?って思ったんです。「マヨソース」「スライスソーセージ」「ベーコン」でも特に問題ないじゃないですか。
でも「特製」って言われるとなんとなくおいしそうに感じるし、「あらびき」だとプリッとした食感がよさそうとか「熟成」って旨味がじゅわっと口に広がる感じとか想像して、ただの「マヨソース」「スライスソーセージ」「ベーコン」と比べると、おいしさレベルがグッと上がったような感じがしますよね。
味や匂い、食感や音なんかを思わず想像してしまうようなおいしそうな写真を「シズル感がある写真」と言ったりしますが、「特製」「あらびき」「熟成」などはそこから転じてシズル感のある言葉=「シズルワード」と言うようで、他にも「もっちり」「濃厚」「揚げたて」「ジューシー」「贅沢な」「うまみのある」「とろける」といったものがあります。
ほら、こんな風に単語を並べただけでも何かしら食べ物を想像してしまいませんか?
これはもちろん食品や料理に対して使用する言葉なんですが、じゃあ介護業界で使える「シズルワード」ってないのかなと思ったんですよ。
「おいしそう」と思わせる言葉じゃなくて、「うわ~、このサービス受けてみたいなぁ」とか「この施設行ってみたいなぁ」とか「このレク何かよくわからんけどめっちゃ面白そう」とか、そう思わせることができる介護業界の「必殺のシズルワード」っていうのがないかなと。
私自身もそうですが、介護に関するキャッチコピーを考えていると、どうしても「安心」とか「安全」とか、そういう言葉が出てきてしまうんですよね。
でもそういう言葉が食べ物についていても「シズル感」ないじゃないですか。
「安心ソーセージ」とか「安全ベーコン」とか言われてもねぇ……(いや、大事なことですけど)。
ってことで介護業界で使える「シズルワード」って何かないのか、例えばC1グランプリの競技種目「リネン交換」「オムツ交換」「浴衣更衣」にシズル感を出すにはどうすればいいのか考えてみました。
「まっさらなシーツでぐっすり眠れる 快眠サポート型リネン交換」
「ふんわり&ピタリで安心の 瞬速オムツ交換」
「さらりと着心地爽やか 快適浴衣更衣」
う~ん、溢れ出る“コレじゃない感”……。
でもまぁ、単に「リネン交換」って書いてあるよりも「まっさらなシーツでぐっすり眠れる 快眠サポート型リネン交換」って書いている方が、どういう状況なのか想像しやすいじゃないですか。要するにそういうことだと思うんですよね。
レク1グランプリやレクフェスで盛り上がる「介護レクリエーション」だとどうでしょうか。
「3年間じっくり熟成した季節限定ジューシーレク」
「カール織田の、考えたてホヤホヤ 濃厚朝採れレク」
おっと、何言ってるかわからなくなってきましたね。
ま、まぁとにかく、「うわ~、このサービス受けてみたいなぁ」とか「この施設行ってみたいなぁ」とか「このレク何かよくわからんけどめっちゃ面白そう」とか、そう思わせることができる「必殺のシズルワード」、思いついた方はぜひ教えてくれませんか!?