高齢化社会や認知症というテーマを手描きアニメーションで描いた映画「しわ」

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採用情報|社会福祉法人あかね
2~3年に1回。
 
映画館に行くか
行かないかの
 
私ですが
 
ちょっと気になるものを見つけました。
 
6月22日より
 
東京「新宿バルト9」から
全国順次公開される
 
『しわ』
 
 
原作は、スペインの漫画家が描いた『皺』を
 
同じくスペインの
若き実力派アニメーターで
 
日本のアニメーションから多くを
学んだと語る
 
イグナシオ・フェレーラス監督が
 
長編アニメーション化した作品。
 
 
彼は元々
 
「アルプスの少女ハイジ」や
「ルパン三世」など
 
数々の名作を手掛けた
 
スタジオジブリ 高畑 勲 監督の
ファンだったという縁もあって
 
今回の配給は
 
決めたのだとか。
 
 
この作品は
 
スペインで公開されるや
社会的に大きな反響を呼び
 
スペインのアカデミー賞と呼ばれる
数々の賞を受賞しています。
 

 
(あらすじ)
以下、ニコニコニュースより引用
 
*―*―*―*―*―*―*
 
 かつて銀行に勤めていたエミリオは
 
認知症の症状が見られるようになり
 
養護老人施設へと預けられる。
 
 
同室のミゲルは、お金にうるさく
抜け目がない。
 
食事の時のテーブルには
面会に来る孫のために
 
バターや紅茶を貯めている女性
アントニアや
 
アルツハイマーの夫モデストの世話を焼く
妻ドローレスらがいる。
 
 
施設には様々な行動をとり
 
様々な思い出を持つ老人達が
 
日々の暮らしを送っている。
 
 
そして重症の老人は2階の部屋へと
入れられることがわかる。
 
エミリオはある日
 
モデストと薬を間違えられたことで
 
自分もアルツハイマーである
ことに気づいてしまう。
 
ショックで症状が進行したエミリオは
 
2階へ送られる日も遠くない。
 
そんなエミリオのことを思い
 
ついにミゲルはある行動に出るのだった・・
 
*―*―*―*―*―*―*
 
テーマは
 
高齢化時代を迎え社会問題としても
クローズアップされている
 
『認知症』について。
 
その時、どうやって
 
「老い」や「認知症」と向き合えばよいのか。
 
本当に必要なのは
 
「家族」か「友達」か・・
 
そんな重いテーマを
 
温かな手描きアニメーションの手法で
 
コミカルにさりげなく描き出しています。
 
 
そんな本作に対し、高畑監督は
 
「『しわ』という作品で
 
アニメーション映画の持つ可能性が
またひとつ広がった、
 
とわたしは思っています。
 
元になっているコミックスが
まずそうなのですが
 
この映画は、
 
誰もが無関心ではいられないが
 
そのくせ、できれば目をそらせていたい
 
老後の重いテーマを
 
勇気をもって扱っています。
 
わたしはひとりの老人として
 
人間として、そして
 
一アニメーション従事者として
 
映画『しわ』に心から敬意を表します」と
 
賛辞を送っています。
 
 
2~3年に1回の、その1回が
 
今キテますヽ(* `ω゚)ノ
 
 

 

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