2017/3/13
つい、信用してしまいがちな言葉に流されないための英才教育www
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最近ダイエットを初めて既に5キロの減量に成功したシステムチーム小杉です、皆さんこんにちは。
管理本部内でも多趣味で知られる小杉なのですが最近また趣味がいくつか増えました。一つは家庭菜園で部屋の中の陽当たりの良い場所でバジルとミニトマトを育てています。
バジルやミニトマトは水と光さえあれば順調に育つので初心者にもオススメです。最初ルーフバルコニーで育てようかと考えていたのですが、屋外で育てるとどうしてもアブラムシなどの害虫が付くので室内で育てました。またバジルは水耕栽培も可能なので土を触りたくない方にもオススメです。それとバジルは切っても切っても生えてくるので枯らさない限り無限バジルが楽しめます。
もう一つ最近増えた趣味は↑コレ。いや、造る方ではなく集める方です。
きっかけは遡る事数年前、友人から一枚のお皿を旅行のお土産に貰いました。それが↑の写真のお皿なんですが、得も言われぬ独特の雰囲気にすぐに魅了されてしまいました。
お皿をくれた友人はそのお皿を造った窯元のところへ毎年遊びに行くらしく、何度かお土産で作品を貰ううちに自分でも実際にその陶芸家の先生に会ってみたくなり、念願かなって先日お邪魔してきました。
場所は日本の11大焼き物産地の一つである三重県伊賀市。長閑な田園地帯の広がる山中にぽつんと1軒その工房は建っています。
工房の名前は【伊賀うへい窯】、陶芸家の名前は岡崎隆彌(おかざきたかや)氏、御年78歳の大ベテランです。
陶芸家 岡崎隆彌氏の作品に惚れ込んだもう一つの理由がこの巨大な【穴窯】と呼ばれる窯で、手間や時間や費用が掛かるこの窯で作品を造る陶芸家は今ではごく少数との事。この【穴窯】という名前、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか?そう、数年前にNHKの朝の連続テレビ小説「スカーレット」の中で戸田恵梨香演じる女性陶芸家がこの穴窯に心底惚れ込んで作品造りに没頭したというアノ窯と同じなんです。
岡崎氏も同様に、この穴窯でしか出すことのできない唯一無二の風合いに惚れ込んでこれまで何基もの穴窯を制作してきたそうで、写真の窯で実に4基目だそうです。一から一人で全て手造りされるそうで窯の製作にもかなりの時間を費やすそう。
工房を見学した後はお待ちかねのお買い物タイムです。今回は茶道で使いそうな茶碗と煮物なんかを盛り付ける小鉢を買いたいと思っていたんですが、どれも魅力的で目移りしてしまいます。
今回数点の作品を購入したんですが、特にお気に入りなのは↑の茶碗。何とも言えない釉薬の緑と燃料である薪の灰が降りかかり、灰の中に含まれる微量の鉄分が還元焼成によってガラスのような玉(ビードロ)になり、更には奇麗な緋色(スカーレット)のグラデーションは昔ながらの穴窯でなければで生み出すことのできない作品だと思います。
ここ2年はコロナの影響もあり作品を焼いていなかったそうですが、次回は秋ごろに窯焚きをすらしいのでタイミングが合えばそれに合わせて先生のお手伝いに行ってみたいと思います。