【映画】PLAN75を観ました(超高齢化社会・生死の自由選択制度)

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採用情報|社会福祉法人あかね

こんにちはクリエイティブチーム ソルです

またまた、またまコロナの勢いが活発化し
いよいよ第7派の始まりの様相ですね
あゝ、コロナくんアナタは一体第何派までやるのですか( ;∀;)…
って終息は我々人間の手にかかってるんですよね…
まだまだ頑張っていきましょう😎

先月気になった映画をレイトショーにて劇場鑑賞してまいりました
いつもの弱小映画部員2名+スポット参戦1名の〝アラフィフ〟3名にて
観に行ってまいりました、その映画とは

75歳以上になれば
自分の意思で死を選択できる新しい制度を描く物語

「PLAN75」

でございます。
映画の内容はざっとこんな感じ↓

75歳以上が自らの生死を選択できる<プラン75>。
この架空の制度を媒介に、「生きる」という究極のテーマ
〈中略〉
少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる
当事者である高齢者はこの制度をどう受けとめるのか?若い世代は?<プラン75>という架空の制度を媒介に、人は何を選択し、どう生きていくのかを問いかける作品。
年齢による命の線引きというセンセーショナルなモチーフを打ち出しつつ、細やかな演出で、この世界を懸命に生きる人々を丁寧に描いた。2025年には国民の5人に1人が75歳以上になると言われる日本で、ここに映し出される状況は絵空事と言い切れない。他者への不寛容さや痛みに対する想像力を欠いた世の中への危機感とともに、命の尊さを静かに、そして強く訴える。
 
 
というなかなかに濃ゆ~い内容の映画でございます
 
この重~い超高齢化社会の問題に直面している私たち日本人
本当にどうしていけばいいんでしょうね?
未だ明確な答えを誰一人として持ち合わせていないのではないでしょうか…
人生100年時代と言われ長生きになり、それに相反する少子化
人が長く生きること自体が社会に対して重荷になってしまうという日本の構図
また近年の個人主義的な考え方からくる「自己責任論」なる考え方が幅をきかせ
社会的に弱い立場の人を排除する社会の傾向があるようにも思うし…
さぁどうしましょう(~_~;)
 
とはいえすぐ目前に迫っている現実問題をどうしていくのか?
置かれている立場によって「見方」も「感じ方」も「見終わった感想」も
全く違うのでしょうね…
今回はアラフィフ3名での鑑賞でしたので
感じ方は結構同じような感覚でした
 
〝ああー私だったら、受け入れる?どうしようかな…〟
と、完全に年齢の近い高齢者側の視点で観たアラフィフ3名
観終わったあと3名の口から漏れ出た第一声は
 
〝ふぅーーー…〟
 
でございました…
ああ空気が、気持ちが重い、重い
本当にどうしたらよいのか?答えのない問題に…、……、………、
となってしまう映画であり
観終わっての感想は
〝この映画に出てくる人全員が後ろ向きな思考だったよね…〟と
 
 
観た方には分かっていただけると思いますが
私が一番心にグッときたのはこんなシーンでした

普通に生きていくことさえも自分自身でなんとかできなくなり
生きることを諦め甘んじてPLAN75(安楽死)をうけ入れる主人公角谷ミチ(倍賞千恵子)。
そしていよいよ明日自分が安楽死で死に、この世から消えてなくなってしまう
その前日に数か月前に知り合ったPLAN75のテレアポのバイト女子学生に電話越しで

 
〝いつもおしゃべりできるのがうれしかった。
本当にありがとうございました〟
 
っと言うのです。このシーンを観て
ふと主人公は誰に、何に対してありがとうと言ったんだろう?とか
長い間生きてきて最後にありがとうって言ったのが
数か月前に知り合った赤の他人であるテレアポのバイト女子学生に対してなのか…とか
そんなことを考えると泣けてきました😢
 
私も違う世代の意見・感想を是非とも聞いてみたいんですよね
・今現在当事者である70歳以上の高齢者の意見
・これからの日本を背負っていく若年層の意見
・そして弊社のような介護福祉従事者の意見
などいろんな世代、立場の違う方の意見にもとても興味があります
皆さんどう思うんでしょうねぇ~( ;∀;)

あ、あと余談ですが映画部部長カール織田は
次の日に一人でもう一回劇場鑑賞に行ったらしいですw
なんかもう一回観たくて…と言ってました👍

 
 
あと私が感じたオススメの理由もいくつかあげておきます
・脚本がリアル(本当なのか嘘なのか?の区別がつきにくいくらいの脚本の細かさ)
・見せ方が上手い(俳優がすべてを語らなくても1カットで気持ちを、状況を解らせる術)
・この制度「PLAN75」に関わる人の立場から考える心模様も見どころ
 
 
実はこの映画の監督は若手の女性でありましてそこにもビックリしたのですが
監督曰く〝若い人にこそ観て欲しい〟とのこと
未見で興味のある方は是非ご覧になってください
 
 
公式HPはこちら↓
 
 
 
 

 

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