若きジンジタントウシャの悩み

突然ですが、緊急事態宣言期間中の近所の様子・・

これで、お昼の12:00ですよ。
先日、同じところから写真を撮ったのですが、めっちゃ人が写ってしまって。
ちょっと載せると問題ありそうなので、自主規制します。

こんにちは。ミッチーです。

ここ5年くらい採用オンリーの仕事をしていますが、
それより以前は採用以外の仕事に携わることの方が多かったわけで・・

例えば、人事制度企画、労務管理、給与・賞与・退職金計算、社会保険・雇用保険などなど。まだまだ挙げることができますが、こうやってみると「人事」の2文字ですが、その仕事は実に多岐にわたります。

今回は、私が過去行ってきた人事業務のうち、新人時代に担当してきた業務をご紹介します。

①給与計算・賞与計算・年末調整

確定日前後はぜったい休めない度：★★★

日本の給与計算は世界一複雑で難しいといっても過言ではないのでは？

雇用形態の多様さが給与計算担当者の神経をすり減らします。その複雑さの中、毎月決まった日に正しい金額を振り込むその技術に頭が下がります。

給与計算確定日の前後は何が何でも会社に行くという気合の持ち主にしかこの仕事は務まりません。

昇給・昇格時期の4月。疲労で桜がピンクではなくグレイに見えていたある春の日を思い出します。

 

②社会保険・雇用保険

提出期限・申請期限にびくびくする度：★★★

資格の得喪ができるようになっただけで満足しているのはまだまだ序の口。

何せいろんな制度がありますから。傷病手当金請求、高齢者雇用継続給付金申請、育児介護給付金申請・・こうやって数えてみると本当にたくさんありますね。

しかも制度が複雑。その内容を理解するだけで数年はかかるのではないでしょうか。

昔、とある社員の方の給付金申請期限を期限当日の朝に思い出して、家から会社まで全力疾走したある夏の日を思い出します。

 

③労務管理

私の悩みは誰に相談すればいいんだろう度★★★

職員の方も長く働いていればいろんなライフイベントがあります。結婚、出産、病気。
社内の制度や公的な制度について、職員の方からたくさんの相談を受けます。

自身が所属する部門に話しにくい内容ほど人事や総務の人に聞いて欲しい、
教えてほしいというのもあるのだと思います。

相手の相談・質問を理解せずに焦って「確認してみます」と電話を切ってしまうと、
そこから先は無間地獄に陥ります。あれ、あの人、何を聞きたかったんだっけ？みたいな。
新人はまず落ち着いて相手の話を聞くという術を先輩から教わります。

「今の彼氏といつ結婚すればいいですか」とほとんど面識のない社員から電話越しに聞かれて心底げんなりしたある秋の日を思い出します。

 

④どこも行く当てのなかった仕事

これをこなせるようになったら新人卒業度：★★★

人事や総務を担当している人が必ず経験する仕事。
それは担当者が分からず、いろんな部門や社員を巡り巡って最後にたどりついたのが
人事・総務部門という海に漂う海藻のような仕事。

人事・総務は波打ち際という感じでしょうか。

しかし、実はその業務がとても大事だったりします。
誰も経験したことがないため、どう処理すればいいかしばらく茫然自失になります。
これをこなせるようになればいよいよ採用の仕事をやってみるかという試金石。

オフィスにふらりと入ってきたノラ猫を外に追い出す役割を人事だからという訳の分からない理由で営業部長に指示されたある冬の日を思い出します。

今回はこれくらいで。

以上、4つご紹介しましたが、これが1年目～3年目くらいに経験してきた業務です。
この間で学んだこと。それは給与計算や社会保険の仕組みではなく・・

「分からないことは自分で勉強する習慣」

自分で調べたり、知ってそうな人に聞きに行ったり。
じっと席に座っていても上司・先輩は仕事を教えてくれないって気づいた日が、
人事の新人さんの巣立ちの日になるんじゃないでしょうか。

・・・でも一人で悶々と悩むのだけは、ぜったいやめてね。

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