2020/12/29
今話題のミニトマト「プチぷよ」は食べた?
今年も残すトコロ2日となりました。 みなさまにとってどんな2020年でしたでしょうか? なにかやり残したこととかありませんか?? 私が...
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蒸し暑くなってきた今日このごろ、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
自宅周辺エリア最初のセミを羽化させた男こと大佐です。
その日からめちゃ鳴き声がうるさい・・・(‘A`)
関東の方は日照時間が短く、野菜が不作になっているようですね・・・
最近昼食にあかねのトマトを食べているんですが、野菜の値段が高騰しているらしく、有り難みを噛み締めながら食べています。
さて、前回のブログで弊社農園のトマトが、日本野菜ソムリエ協会主催の「トマトグランプリ」にて3位入賞の快挙をはたしたことをお知らせしました。
多くの方にご賞味頂きたく、周知活動にうごきまわっているわけです。
たとえば・・・
↑ 直売所の側壁に懸垂幕をつくり中
さて、そんな主力トマトには、美味しい以外にもいろいろ販促につながる良いところがあるに違いないと思い、早速調べてみました。
トマトは南米アンデス山脈地帯を原産とする緑黄色野菜。その歴史は古く、16世紀頃には栽培が行われていたという記録が残っています。
1990年代まではナス科トマト属の植物とされていましたが、様々な系統解析の結果、近年ではナス科ナス属と見直されました。
現在では、世界各国で8,000種を超える品種が生み出されており、多くの国で愛される食材となっています。
日本でトマトが食用として栽培されるようになったのは明治時代。
夏野菜のイメージが定着しているトマトですが、意外にもトマトが一番おいしいとされる旬の時期は、春~初夏と秋。
当時は温室などの設備が不十分だったため、トマトを食べるには春に種をまいて夏に収穫するのが主流だったこのことから夏野菜としてのイメージが定着したと思われています。
ビタミンAになるβ-カロテンをやや多く含んでいます。これは、抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
トマトの赤い色の元はリコピンといわれる色素です。これは、カロテンの一種ではあるのですが、β-カロテンとは違い、ビタミンAには変化しません。しかし、リコピンそのものが活性酸素を減らす働きがあるそうです。それも、β-カロテンやビタミンEの何倍もの効果があるそうです。リコピンはそのカロテノイドの中でも抗酸化作用が高く、同じく抗酸化作用を持つビタミンEの100倍以上!健康や美容の面からも、さまざまな効能が期待されているのです。
リコピンをはじめとするカロテノイドの吸収性ですが、生野菜からは非常に低く、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいことが明らかにされています。さらに朝に食べるのがベター。
ちなみにリコピンは油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると体内への吸収率がアップします!さらに、加熱により吸収率がたかまるといわれており、トマトソースやスープなどでも効率的に摂取できます。ヽ(゚∀。)ノ
トマトの果汁成分には、脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす「13-oxo-ODA」というリノール酸が含まれている事が2012年2月に発見されました。この成分の摂取によって肝臓で脂肪燃焼に働くタンパク質が多く作られ、血糖値が低下するとの事です。
やばい 食いまくらねば!ヽ(゚∀。)ノ
お酒を飲む時に一緒にトマトを食べると、血液中のアルコール濃度が3割ほど低下するという実験結果が今年2012年5月25日に発表されました。アルコールが完全に分解される時間も速くなるとの事です。
(‘A`)ホホー
なかなか優秀なお野菜ですね!!
ってか、代表的な栄養素が生では吸収効率ダウンってのにビックリ・・・(‘A`)
ちなみにリコピンは日焼けによる赤み軽減や、皮膚の乾燥、シワ、シミの予防効果もあるので、今の時期食べるのにぴったり!
この効果はプチトマトのほうがふつうのトマトより倍くらい高いそうです。
しらべるなかでさらにホホーとなったトリビアもご紹介したいともいます。
トマトに含まれるトマチンというアルカロイド配糖体。複数の菌に対する抗菌作用や昆虫に対する忌避効果がある毒性の成分です。
気になるのは人に対する有害性。トマチンの含量は品種によっても異なりますが、食用とされるトマトは品種改良が行われており、人体への健康被害は無視していいレベルだそうです。
スイカと並んで野菜なのか果物なのか分からなくなりがちなトマト。一般的にはトマトは野菜だというのが常識ですが、過去にはトマトが野菜か果物かが裁判で争われた事もありました。
1893年アメリカー。当時の関税の制度では野菜を輸入すると税金を納める必要がありましたが、果物の輸入には関税がかけられていませんでした。
そこで輸入業者たちはトマトに関税がかからないように「トマトは果物だ!」と主張。しかし、役人たちはこれを認めず「トマトは野菜である!」としました。
植物学者も加わり論争はエスカレート。最終的に米国最高裁にまで話がもつれ込み、裁判所での判決に委ねる形となりました。
多くの人々を巻き込んだトマト裁判は「トマトはキュウリやカボチャと同じように野菜畑で育てられている野菜である。また、食事中に出されるが、デザートにはならない」との判決が言い渡され、『トマトは野菜である』という結論に至ったそうです。
トマトは赤いほうが熟れていて美味しいと思われていますが、一概にそうとも言えません。
より糖度や鮮度の高いものを選ぶ上で、どうやら4つの見分けポイントがあるみたいです。
① ヘタや額が枯れていないもの
新鮮でおいしいトマトはヘタや額がピンとしているので、鮮度が落ちてしまうとヘタの部分がしおれていたり、枯れてしまっています。
② 色艶や張りがよく、斑点や傷のないもの
実の部分についても色やツヤ、張りが良いのは新鮮な証拠です。
皮に小さな白い斑点が出ているものは、甘みが薄れていたり、水っぽいものが多いです。
③ お尻部分から星状の白い線が伸びているもの
↑ あかねのトマトにはほらこのとおり!!
トマトのスターマークともいわれるこの部分。お尻のほうからヘタに向かって、放射線状の白い線が均等で濃く、大きいほど甘みがある良いトマトの印です。
④ 重みのあるもの
同じ大きさぐらいのものなら、重いものの方が実が詰まっていて甘いです。
逆に軽いものは食感が硬いことが多くなります。
いろいろトマトについて勉強してきましたが、これからドンドン美味しいトマトがあかね農園から出荷されます。
「是非食べたい!」という方はあかね農園公式HPへGO!!