認知症予防に効果的【デュアルタスク】

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ヴィラ杢園

最近、奥さんからの扱いがひどくなってきたギブです。

どーも、こんにちは。

ちなみに私みたいなタイプの人間のことを「恐妻家」と呼ぶそうです。

恐妻家(きょうさいか)とは、に頭の上がらない、妻を恐れるの事。

奥さんの恐さはタイミングがあればお話するとして、

今回は、現場研修でのことを書きたいと思います。

1月~2月末までお邪魔した研修先は、阪神 出屋敷駅すぐのロータス・オデオンオデオン南西外観(昼景)
〒660-0877 兵庫県尼崎市宮内町2-81-1
TEL:06-4869-4555

デイサービス・ナイトサービス・ホームヘルプサービス・ケアプランセンターとある中のデイサービスに伺いました。

デイサービスって結構体操を取り入れてるのですが、スタッフも一緒にやったりするのですが、私がどうしても苦手としていた体操があります。

それは、

「デュアルタスク」

皆さんはこの言葉ご存知でしたか?

私は、この業界に転職するまで知りませんでした(ノ゚ω゚)ノ*.

デュアルタスクとは↓

二つの課題を同時に課すことを指す学術用語。日常生活の中では、歩きながら会話をする、テレビを観ながら家事をするなどの行為がこれに当たる。

私は、この二つのことを同時にやるのがどうしても苦手みたいで全然できないのですが、デイサービスのご利用者の中にはスムーズにできている人もいてすごいなーと、ただただ感心したりしています。

二つのことができれば何がいいのかって、認知症予防になるんですって!!

運動と頭を使う行為を組み合わせることで軽度認知障害者の脳の委縮を抑え、記憶力を改善できることが明らかにされており、軽度認知症の防止につながるとして注目されているそうです。

デュアルタスクが脳に与える影響とは

2つの事を同時に行う事で脳の血流量を上げる事が出来るという点です。認知症を調べる検査法であるSPECT(スペクト)検査を行うと、脳のあちこちで血流の低下や血流不足が発見されるそうです。

デュアルタスクで活性化されるのは、特に前頭葉と言われる部位だそうです。前頭葉は脳の前方部分であり、脳の司令塔とも言われ、重要な役割を担っています。

この部位が、損傷を受け血流不足で働きが悪くなると、状況判断力の低下が顕著に表れます。逆に言うと、デュアルタスクで刺激を与え続ける事が、機能低下の防止に繋がっていくそうです。

だから、認知症予防に繋がるわけですね。

今日から出来るデュアルタスクメニュー

・足踏みしながら、手を挙げる
足踏みをするという簡単な動作にプラスして、手を挙げるという動作を行います。

単純な課題から慣れてきたら指示された側と逆の手を挙げて行きます。難易度を徐々に上げることで一瞬考える必要が出てきます。

・ひとりじゃんけん
必ず右手が勝つようにという条件のもとに、ひとりで右手と左手でじゃんけんを行います。手を動かすという動作と、じゃんけんに勝つ為の次の手を考える頭を使う2つが組み合わさったトレーニングです。

ちなみに私はこのじゃんけんが非常に苦手です。

・歩きながら引き算をする
100から、歩きながら7を引いた数字を口にする。1、5、10といった簡単な数字は避け、それ以外の数字で引き算を行っていくと脳の活性化になります。

みなさんも簡単にできるデュアルタスクを取り入れ、認知症に有効な前頭葉を刺激し、脳の血流をあげることで楽しみながら認知症予防を取りれてみてはいかがでしょうか v(*’-^*)-☆

 

採用情報|社会福祉法人あかね

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コメント

  1. zih*s*uppan* より:

    > この部位が、損傷を受け血流不足で働きが悪くなると、状況判断力の低下が顕著に表れます。逆に言うと、デュアルタスクで刺激を与え続ける事が、機能低下に繋がっていくそうです。
    > だから、認知症予防に繋がるわけですね。

    デュアルタスクで刺激を与え続ける事が機能低下に繋がっていくのでは、認知症予防には繋がりません。デュアルタスクで刺激を与え続ける事が認知症予防に繋がるのは、それが脳の機能低下の防止に繋がるからです。

    (誤)機能低下に繋がっていく ➡(正) 機能低下の防止に繋がっていく

    • ギブ より:

      zih*s*uppan*さん
      ご指摘ありがとうございます。
      誤っていた個所はすぐ修正させていただきます。
      ありがとうございました。