2016/10/27
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新年明けましておめでとうございます、システムチーム小杉です。
なんだか恐ろしいタイトルで始まった新年一発目の小杉のエントリーですが、皆様本年も宜しくお願いいたします。
事の始まりは年末も押し迫った去年の12月。我が家に念願の【コタツ】が導入されました。小杉の密かな夢である「コタツに入ってミカンを食べる」を現実のものとするべく、最近流行の長方形の大きなコタツを導入したました。
それは以前何かのテレビ番組の特集で、数ある暖房器具の中で比較的電気代が安く暖をとれる暖房器具としてオススメだと紹介されいていたので今回導入に至ったのですが…………いやはや、快適ですね。快適すぎてついつい毎晩コタツで寝てしまいます。
昔から「コタツで寝ると風邪を引く」という話は皆さん一度は耳にしたことありますよね?実際私もコタツが導入された日にそのままコタツで寝入ってしまい、翌朝起きると喉が痛く、ばっちり風邪を引きましたよ。
でも、まぁ風邪引く位と思ってたんですが違いました。それはコタツで深夜まで寝入ってしまうようになってから1週間ほど経ったある日の事。いつもの様に朝トイレに行ったのですがウ○チが出ないんです。(汚い話で申し訳ありません)いつもは快便なんでその時は「たまたまかな?」と気にも留めませんでした。しかし…………その後も便意を催すのですが出ないのです。そう俗にいう便秘です。
自慢ではありませんが、生まれてこの方便秘になど一度もなったことが無かったんで、「最初は歳のせいかなぁ」なんて思ってたんですよ。
しかしその話を年末の忘年会で会った友人に話をしたところ、「それって【コタツ寝】が原因じゃない??」と指摘されました。最初は「まさか?」と思っていたのですが、気になって帰ってから調べてみたところ、コタツ寝が原因でほぼ間違いなさそうです。
メカニズム的にはこうです
コタツで寝る
↓
体温調節が効かなくなる
↓
体の水分が失われる
↓
体は自然と体内の水分のあるものから吸収しようとする
↓
便に含まれる水分が腸内で体内に吸収される
↓
水分の無くなった硬い便の出来上がり
と、なるようです。なるほど!納得のいく説明ですね。しかし、この【コタツ寝】と【便秘】の関係を調べているうちに、便秘よりももっと怖いリスクが潜んでいることがわかりました。それは…………
【脱水症状の危険性】
昔のスポーツドリンクのCMでは無いですが、人間は冬でも1日に1リットル以上の汗を知らず知らずの間に汗をかいているようで、自覚がないので水分も不足がちになる訳です。そこへきてコタツで寝てしまうと、強制的に体内の水分が失われ、脱水症状を引き起こしてしまうという訳なんです。
これだけでも十分危険ですが、もっと恐ろしいのはココから。
【脳梗塞、心筋梗塞などの危険性】
人間の血液には多少なりとも水分が含まれています。先のコタツ寝時の便秘のメカニズムの話のなかにあったように、水分を補えなくなったときに体は自動的に血液中の水分までも吸収しようとします。そうなると血液はドロドロになりやがて小さくできた血栓が脳や心臓に詰まり、脳梗塞や心筋梗塞、血栓が肺の血管を塞いで起きる肺塞栓症を引き起こすのです。
ちなみに、数ある果物の中でもみかんは約80%から90パーセントが水分でできており、またペクチンという腸内を整える成分が含まれていて便秘にも効果があるとのこと。これらを考えると、冬にコタツに入って食べるみかんには、失われた水分を補給したり水分不足によって便秘になった腸を整えるという大きな意味合いがちゃんとあるんですね。皆様もコタツは快適ですが、ついつい寝入ってしまわないようにお気をつけくださいませ。