2016/12/29
スタバのこんなお得情報知ってました? → ○○○からのスタバカード争奪戦
こんにちは、りょーたです。 今年最後のブログです。戦略室ブログをご覧の皆様、1年間、本当にありがとうございました。 また来年も宜しくお願...
本日の人気記事
本日午前中、弊社が猪名川で運営している施設へPCのサポートに行ってきたのですが、車から降りるなり涙と鼻水、くしゃみが止まらなくなったシステムチーム小杉です。みなさんこんにちは。
いやぁ、今年の花粉の威力半端ないですね。痒い通り越して顔中の粘膜が痛いんですよ。杉と檜とブタクサの花粉の無い国に移住したい今日この頃。
去年の年末辺りからTwitter界隈で「電気代の高騰」の話題を目にしましたが、私個人も実際電気代の値上がりを肌で感じている一人です。
この仕事(情報システム関連)をしていると最近よく聞かれるのが【節電の為にPCの電源コードを抜いても良いか?】という質問。これは捉え方は人それぞれですが、個人的には【抜かない方が良い】と思っています。ではなぜPCの電源コードを抜かない方がよいのかを今日は説明してみたいと思います。
https://testpage.jp/tool/denkidai.php
まずPCをシャットダウンした状態の待機電力はどれくらいなのでしょうか?私が随分昔、まだPCメーカーのサポートに居た頃の記憶だと一般的な事務用途のPCで待機電力は1時間に2w程だったと記憶しています。夜21時~翌朝9時までの12時間PCをシャットダウンし、それを31日間続けると1ヵ月で約19円と仮定します。
PCには電源ボタンを押した瞬間からWindowsが起動するまでの間にBIOS(バイオス:Basic Input Output System)ROM内に格納されている初期化プログラムが呼び出され実行されます。
このBIOSと呼ばれるROMの中にはPCに搭載されているどの機器から順番に起動するかや、現在の日時、各種設定など細かな情報が記憶されています。
このBIOS内の設定情報は、PCのCMOS(シーモス)と呼ばれる揮発性メモリ(電源が無いと情報が消えてしまう)に保存されており、情報の記憶保持の為にPCの基盤にはボタン電池が取り付けられています。よく100均なんかで見るCR2032と呼ばれる規格のボタン電池ですね。
PCの電源ケーブルがコンセントに接続されている状態なら問題ないのですが、電源ケーブルをコンセントから抜いてしまうとボタン電池がどんどん消耗していき、最終的には電池切れを起こしCMOS内の情報が全て消えてしまい、結果的にPCは搭載している機器をどの順番で起動したらよいか解らず、Windowsが立ち上がらなくなってしまいます。(ノートPCの場合、CMOS用の電池の他に駆動用のバッテリーを搭載しているので電源ケーブルを抜いても問題ありません)
こうなると結構厄介で、専門店や専門的な知識をもった人に見てもらわないとほぼ解決できません。何がそんなに厄介なのかというと、PCの年式やメーカー、機種ごとに搭載されているBIOSのメーカーや設定項目が多種多様で、同じ設定項目でもメーカーによって記述が違っているので電話でのサポートはまず無理でwindowsも起動していないので遠隔サポートも無理。
ショップやメーカーにもよりますがこうなると電池交換代と再設定代、これに出張費や送料などが加わり5千円から1万円ほどの出費になることもあります。
上記の状態は電源ケーブルを抜くと直ちに起こる事ではありませんし、絶対に起こる事象でもありませんが、どのデスクトップにも起こりえる事象です。
以上の理由から、個人的にはデスクトップPCの電源ケーブル抜かない方が良いと思っています。そのかわりPCモニターやノートPCは電源を抜いてもらっても大丈夫ですので上手に節電していきましょう。