【社員インタビュー】新卒入職2年目の介護士に、社会人1年目はどうでしたか?と取材してきました

アバター画像森山

シェアする

採用情報|社会福祉法人あかね

みなさん、こんにちは! 広報の森山です。

今回は、新卒入職2年目の介護士 吉川さん(天河草子 所属)の取材に行ってきました。「あかねで社会人1年目を過ごしてみてどうだったか?」を根掘り葉掘り聞いてみようと思ったからです。

取材前に吉川さんのプロフィール調査をしてみると、先日30代に突入した私より8歳年下であることが判明。

これは、世代の壁がありそう。iモードのセンター問い合わせで好きな人からメールが届いていないかソワソワしたり、ゲームカセットをふーふーしたことない世代かな。話が盛り上がるか心配だな…。

と余計な不安に駆られながら、能勢電鉄にガタンゴトン揺られて、吉川さんが働く天河草子(兵庫県猪名川町)へ。

こちらがインタビューさせていただく吉川さん。特別養護老人ホームの介護士として、食事・入浴介助等の生活支援、レクリエーションの運営などを担当されています。写真からわかる通り、物腰柔らかく、明るい女性でした。ジャニーズが好きだそう。

本当であれば、吉川さんの「吉」は、「士」ではなく「土」の方ですが、環境依存文字のためにブログでは変換されません。なんてこった。

さて、インタビューをスタートします!

吉川さん、お忙しい中、ご協力ありがとうございます。早速ですが、あかねでの社会人1年目を振り返ってみてどうですか?

よろしくお願いします! 新しい環境に慣れることは大変でしたが、お客様が毎日違った表情を見せてくださることが、刺激的で楽しかったですね。特に、私の名前や顔を覚えてくださったり、過去の体験談やご家族とお会いされた感想をお話いただけたり、関わりを重ねるごとに関係性が近くなっていく実感がありました。

なるほど。お客様から親しみを覚えていただけるのは嬉しいですよね。業務はすんなり覚えられましたか?

いえ、業務を覚えることが一番大変でした。日勤の仕事を覚えたら、次は早出の仕事、そして夜勤の仕事と、一つ覚えたらまた新しく一つ覚える必要があったので。「次、何をするんだっけ?」ってよくテンパっていました(笑)。仕事の全体感を理解するのに、1年近くかかったと思います。

仕事の全体的な流れが理解できれば、心に余裕が生まれますよね。

そうですね。あとは、お客様理解が大きなポイントでした。自分が担当するフロアには、約30人のお客様がいらっしゃいます。その全員分の身体状態や性格・好みを、大まかにですが理解できてから、仕事がスムーズに進むようになりましたね。最初は「このお客様は何をすれば喜んでいただけるんだろう」と手探りだったのが、段々と「こういう関わり方は喜ばれる、嫌がられる」というのがわかってきました。

社会人1年目で軌道に乗るポイントは、お客様を理解することだったんですね。社会人2年目にクリアしたい課題は何ですか?

目の前のやらなければいけない仕事を後回ししてしまう癖があるので、それを直したいです。

おぉぉぉ、めちゃくちゃ耳が痛いです。社会人歴5年以上経っても、日常茶飯事です…。今、やらないといけない仕事が、走馬灯のように脳内を駆け巡りましたよ。

「やりきる!!」という気持ちが大事だと思うんですよ! その場で、その瞬間に仕事を終わらせられるようになりたいです。

ううう、私も精進いたします。

吉川さんがあかねに入職を決めた理由

社員インタビューでありがちなこと聞いていいですか。吉川さんは、なぜ介護士になろうと思われたんですか?

介護士の道を志したのは、高校時代に吹奏楽部の活動で地域のデイサービスに行ったことがきっかけです。普段感情をあまり表に出されない高齢者の方が、私たちの演奏を聴いて、手を叩いて喜んでくださったんです。その経験がすごく印象に残っていて、いざ何の仕事に就こうかとなった時に、介護の仕事を選びました。

なるほど。では、就職先としてあかねを選ばれたのは、なぜですか?

ケアマイスター制度の存在が決め手でした。勉強してきたことも介護分野と未関連、仕事経験も無しと、介護の仕事をやってみたいけれども全く経験がなかったんです。なので、知識・技術をしっかり学べる環境が整っている法人が安心できるなあと思っていました。あかねには、研修はもちろんのこと、ケアマイスター制度があったので、未経験の私でも頑張れるかなと。

ケアマイスター制度とは??

介護士の知識・技術向上をめざすために創設した独自制度。年1回の試験(筆記・実技)をおこない合格すれば、ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→マイスターとランクUP。スキル習得だけでなく、ランク毎に手当として毎月の給与にプラスされます(最大月2万円)。

↓こんな感じで熟練試験官に見守られ、介護知識・技術を試されます!

そうなんですね。ケアマイスター制度のどんなところに魅力を感じたんですか?

試験があるところです。自分の力を試せ、できているか・できていないか明確な評価とフィードバックを即座に受けられるので、何を改善すればいいか「見える化」できるかなと思いました。研修だと色んな知識をインプットできる分、理解が曖昧になりがちになります。反対に、ケアマイスター制度は、明確な評価をいただけ、自分の理解度もぐーーんと高くなります。

試験があるのは特長的ですよね。ケアマイスター試験はもう受験されましたか?

しました! ケアマイスター試験のブロンズクラスを受験したときは、お客様への声掛けや、一部介助における誘導を試されました。技術的なところは褒められて良かったのですが、めちゃくちゃ緊張しまして。もう少し声量を大きくした方がいいよとアドバイスされました(笑)

わかります。僕はサービスマイスター試験を受験したんですが、試験って緊張しますよね。試験前にトイレに5分籠って、精神統一して乗り切りました。で、試験官からのフィードバックなどは、実際の仕事に活きていますか?

活きてます。受験当時は、一部介助を必要とされるお客様に接する機会がほとんどありませんでした。試験でそのようなお客様との関わり方を試され、「可能な限り、お客様にできることはやっていただく」という視点に気づき、業務中もそういう声掛けや振る舞いを意識するようになりました。

試験のプレッシャーがある分、自身の成長にもつながりやすいとお話される吉川さん。さらに、試験官からの的確で愛のあるフィードバックを受けることで、次にクリアすべき課題が見えてくるそう。ちなみに、森山のおすすめ試験対策は、試験前に5分トイレに籠って、精神統一することです。

「介護×デザイン」といった仕事の取組み方も視野に

吉川さんは、全く違う分野から、介護分野に飛びこまれたんですね。ちなみに、学生時代は何を勉強されていたんですか?

短大生時代は、デザインの勉強をしていました。

ええ、全然違う分野じゃないですか。

そうなんです。イラストを描いたり、パソコンでデザインを制作したりしてました! 今も、レクリエーションのイベントカレンダーを作ったり、一部制作業務も担わせていただいています。施設内に掲示されている自社制作のポスターやチラシを見ると、作るの楽しそうだなと思いますね。

デザインお好きなんですね! 今後は、もっとデザインにチャレンジしていきたいと思われますか?

はい、もっと色んなデザインをしてみたいなと思います。介護士として働きながら、現場目線を活かして、採用PRにつながるポスターやチラシを作ってみたいです!

お話を聞くと、吉川さんは、「介護×デザイン」といった仕事の取組み方にも、将来的にチャレンジしてみたいそう。

「●●×○○」といった、何かと何かを掛け合わせる複合的な働き方がスタンダードになりつつある現代。異分野のスキル・考え方を組み合わせることで、今までになかった価値が生まれます。

お客様に一番近い介護現場に身をおきながら、そこでデザインする。外から眺めるのではなく、内に居ながら、デザインする。その環境下で生まれるデザインはどういうものになるか見てみたいな、と取材しながら思いました。

あと、プライベートでは、動画編集なんかもしています。スマホを使って、友だちの誕生日をお祝いするような動画を作ったりしていますよ。

おおおお! 今、僕が絶賛後回しにしている採用特設インスタグラムのリール動画編集をお任せしたい…

新社会人のみなさん、今できる仕事はなるべく後回しにしないでね(自戒も込めて)。

吉川さん、お忙しい中、インタビューのご協力ありがとうございました!

それでは、また!

 

ヴィラ杢園

シェアする