【社員インタビュー】新卒入職8年目の介護士に、新人時代とかいろいろ聞いてみました

みなさん、こんにちは！ 広報の森山です。

社会福祉法人あかねでは、2023卒の新卒採用がいよいよ始まります（エントリーはこちらから）。

そこで、今回は、新卒入職して長く活躍されている介護士に、新人時代とかいろいろお話を聞いてみました。介護業界に飛びこんだきっかけや、新人時代の印象に残っている出来事についてインタビューしています。

 

伊藤 祥香（いとう さちか）さん

2014年新卒入職。現在は、特別養護老人ホーム『アマルネス・ガーデン』で、介護士として従事。文学部出身で、まったく異分野から介護業界に飛ぶこむ。夢は、お客様が「ここに行きたい」と押し寄せる施設をつくること。

 

― インタビューよろしくお願いします。伊藤さんは、文学部出身だそうですね。全く違う分野の、介護のお仕事に就くきっかけは何でしたか？

就活のとき、最初は人に関わる仕事をしたいと思い、ホテルや百貨店を見てました。その中で、偶然あかねの説明会を受けたんです。そこで流された会社紹介ムービーを見て、「おー！なんかかっこいい会社だ！」と。それがきっかけですね。

 

― なるほど。そのとき、介護のお仕事っていいなと思われたんですか？

そうですね。正直、認知症の方がどんな人かも知らなかったですし、介護って何をするんだろう？？という感じだったんですが、理念や介護のマイナスイメージを払拭する先進的な取組みに心を動かされましたね。あと、「ありがとう」を一番言っていただける仕事という点も、私の就活の軸とマッチしたので。

 

― それで、介護業界に飛びこまれたんですね。入職後は、介護士としてキャリアを積まれてるんですか？

はい。特別養護老人ホームで、介護士として働いてきました。今は、お客様の生活支援にプラスして、上司と後輩のパイプ役として動いたり、就活生へのフォローや新人育成にも携わっています。任せてもらえるお仕事の幅も増えてきましたね。

 

 

― 右も左もわからない状態で、介護のお仕事を始められたと思います。今、新人時代を振り返ってみて、どうですか？

初めての看取りが、すごく印象に残っています。人の死に初めて触れたというか、大好きだったお客様が段々弱られていき、亡くなるという出来事は苦しかったです。今でも、亡くなられた日のことをよく覚えています。

 

― なるほど。やはり、お客様が亡くなられた瞬間はすごく辛かったんですか？

はい。現場に戻れないぐらい、わんわん泣きました。当時は、他の先輩社員のみなさんが、気持ちを切り替えて働けるのが不思議でたまらなかったですね。

 

― そんな看取りを初めて経験して、自分の中で何か変わりましたか？

やり残したことがないよう、後悔しないように、目の前のケアをさらに大切にするようになりました。今では、後輩にも「悔いが残らないよう、この一瞬一瞬を大切にしよう！」と伝えていますね。

 

― 年数を重ねることで、気持ちの切り替えはできるようになるんですか？

私の場合は、後輩ができてから変わりましたね。励ます側、背中を押してあげる側になっていったので。先輩が隣でしっかり話を聞いて、前に向かせてあげることが大切かなと思います。

 

 

― 伊藤さんが、介護のお仕事をやっていて良かったと思う瞬間は何ですか？

お客様に「ありがとう」と言っていただけたときは、嬉しいです。あと最近では、お客様の“できること”を引き出せたときは、すごく嬉しいですね。例えば、車椅子を自分で動かせないお客様がいて、接し方を工夫することで、お客様自身で動かせるようになったときなど。

 

― なるほど。たしかに、自分なりの工夫を見出し、上手くいったときは達成感がありますよね。

そうですね。さらに、その出来事をご家族様にお伝えすると、「うちのおばあちゃん、そんなことできたんだ！」と喜んでくださいます。お客様だけでなく、ご家族様も喜んでいただけるので、すごくやりがいを感じます。

 

― ご家族様とのコミュニケーションにも積極的なんですね？

はい、お客様の何気ない日常を、ご家族様には積極的にお伝えしていますね。今は、コロナ禍で直接面会が難しいので、LINEを活用してます。LINEで写真やテキストを送って、お客様の様子をお伝えし、コミュニケーションを図っています。

 

 

― 最後に、伊藤さんのこれからの夢は何ですか？

夢は、お客様が「ここに行きたい」と押し寄せる施設をつくることです。そのために、他のメンバーから「頼られる存在」でありたいと思います。何か困りごとがあったら、私の顔が浮かぶといった存在ですね。新しい施設に異動してきたばかりなので、まずは全体像をしっかり把握し、徐々にそういう存在になれたらいいなと思います。

 

伊藤さん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました！

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